コロナ禍以前[#在宅雇用#在宅ワーク#テレワーク]という求人はほとんどありませんでしたが、徐々に在宅雇用の求人が出始めてきました。
ひらく卒業生では現在2名在宅ワークで働いています。
- 数年前の入社当社は出勤していましたが、コロナ禍になり結果、在宅ワークとなった方
- 障害配慮として体調不良時は在宅ワークという条件で入社しましたが、コロナ禍の為、月数日出社のほぼ在宅ワーク
在宅雇用で継続して働く為に大切な事が2つあります。
- PC操作に慣れている
- 自己管理能力
精神障害者の在宅雇用という新しい働き方を紹介致します。
NEWS ひらくでの在宅に向けた活動の最新情報 #在宅雇用 #在宅ワーク#テレワーク
2022/09/06 IT企業の人材育成プログラムの体験にメンバーさん2名がオンラインで参加
2022/08/22 在宅/通勤併用の求人の企業説明会にメンバーさんが参加
2022/08/19 在宅/通勤併用の求人の企業説明会にメンバーさんが参加
2022/01/27 IT企業の人材育成プログラムの体験にメンバーさんがオンラインで参加。
2021/12/8 障害者専用求人、完全在宅での事務業務、時給1000円、勤務時間10時~17時、募集15名の求人できました。詳細はハローワークで検索。
2021/11/02 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで10回目の参加。ケースワーク等(性格と障害特性)実施しています。
2021/10/06 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで9回目の参加。ケースワーク等実施しています。
2021/09/22 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで8回目の参加。ケースワーク等実施しています。
2021/09/16 完全在宅求人の企業面接にメンバーさんが参加しました。
2021/08/04 IT企業の人材プログラムにメンバーさんがオンラインで7回目の参加「自己投資」についてのワーク等実施しています。
2021/07/21 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで6回目の参加「リフレーミング」についてのワーク等実施しています。
2021/07/20 ジョブサポートパワー株式会社(特例子会社様)オンラインセミナー「在宅勤務の取り組み」に参加
2021/07/07 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで5回目の参加「リフレーミング」についてのワーク等実施しています。
2021/06/23 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさんがオンラインで4回目の参加「忙しい上司に報告するときに注意すべきこと」「仕事上相談するときに気を付けること」「人間関係のトラブル解決方法の配慮点」についてのワーク等実施しています。
2021/06/21 オンラインミーティング実施。紹介求人(在宅)についての相談
2021/06/09 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさん1名が自宅でオンラインで3回目の参加。「自己犠牲をする人の4つの特徴」についてのワーク等実施しています。
2021/06/04 オンライン企業説明会参加。在宅勤務 障害者雇用 事務系 求人
2021/05/26 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさん1名が自宅でオンラインで2回目の参加。「自己犠牲」についてのワーク等実施しています。
2021/05/25 ジョブサポートパワー株式会社(特例子会社様)「障がい者の在宅勤務のあれこれ」オンライン交流会参加。詳しくはこちら
2021/05/21 在宅勤務求人の情報提供いただきました。
2021/04/22 IT企業の人材育成プログラムにメンバーさん2名が自宅でオンラインで初回参加。「人間関係を良くする為にしてはいけないこと、した方がよいこと」についてのワークなどを実施しています。
2021/4/16 就労移行支援で1月に就職した方は週1日出社でその他は在宅ワークという働き方をしています。
2021/4/16 ハローワークより障害者雇用の在宅雇用求人を数社頂きました。
2021/4/12 IT企業の「在宅雇用の研修」しての事前準備打ち合わせをメンバーさんは自宅、支援員は事業所から遠隔で行う訓練を実施しました。現在取り組みはメンバーさん2名が在宅雇用の研修に参加しています。
2021/3/31 BABナビ(障害者雇用枠のお仕事をお探しの方の求人サイト)で完全在宅ワーク・テレワーク勤務の
株式会社マーキュリーの求人募集→詳しくコチラから
2021/3/26 通所者さん2名の自宅PCでIT企業の「在宅求人」のトレーニングを実施
2021/2/15 ひらく卒業生が就職しているIT企業と「在宅求人」の件でオンラインミーティングを行う
自己紹介
- 事業所名 就労・自立支援ひらく
- 事業所長 塩崎俊洋
- 開所 平成28年9月
- サービス名 仙台市の認可事業「就労移行支援」
- 費用 前年度の収入がない方は無料です
在宅雇用=在宅ワーク=テレワーク支援までの流れ
事業所長の塩崎俊洋は14年間飲食業界で働いていました。
その頃のPCスキルは会社のPCでネット閲覧する程度の「キーボードはローマ字で打てるよ」位しかできませんでした。
そんなある日、交通事故で両足骨折で一時期は車椅子生活となってしまいました。
徐々に杖で歩けるようになりましたが、長時間立ち仕事の飲食業界には復帰できる体ではなくなりました。
少しの間「絶望」しましたが、気持ちを切り替え
「立ち仕事ができないならパソコンを使う仕事をしよう」
と切り替え動き出しました。
リハビリ期間中だったので時間はありましたので
- 事務系ソフトのwordでチラシを作る
- 事務系ExcelソフトのExcelで事業計画書を作る
- 名刺ソフトで名刺を作る
- ホームページビジターでWEBサイトを作る
- ブログ開設してSEOライディングで集客をする
思いついたビジネスを複数立ち上げ、一つが生活していける収入を得れるようになりました。
自分の困った経験を活かした喜ばれる事がしたいという思い
自分の生活が安定した頃、緊張の糸が切れ「やりきり症候群」のような状態となり、鬱々とした気持ちとなりました。
そんな時、障害者の就労支援をする事業「就労移行支援」があるという情報を耳にしました。
就労移行支援でPC・IT・WEBを学ぶ事で障害ハンデをカバーでき自立した収入を得られるのではないか?
5年前の開所当初は「PC・IT・WEBで未来をきりひらく」のスローガンで
起業やフリーランス、クラウドワークスやランサーズなどのWEB上で仕事を受注する業務委託などを目指していました。
当時は企業に雇用して頂く、在宅雇用の障害者雇用の求人はほとんどなく、
あっても、プログラマ、デザイン系の職場経験がある、そして高度なスキルが求められる求人でした。
ひらくの通所者さんは「精神障害」の方が95%だったこともあり、収入の安定しない、起業やフリーランスは精神的負担が大きく、起業・フリーランスで生計を立てられるように導くことはできませんでした。
さらに、平成30年には就労移行支援の制度が変わり「企業への雇用を目指す事」を必須条件と変更になった為、
障害者の在宅雇用求人がない為「在宅雇用=在宅ワーク=テレワーク」の道は閉ざされました・・・
そこからは「仕事の選択肢を増やすPCカリキュラム+継続して働く為のコミュニケーション・対人支援」にスローガンを変更して、PCを使用する障害者雇用を目指してきました。
コロナ禍で働き方が変わる
コロナ禍になり「出社しないでテレワークにして下さい」「通勤・職場での密を控えましょう」「外出を控えなさい」と今まで正反対の社会になりました。
それとIT業界の進歩で「DX=デジタルトランスフォーメンション」なる言葉が聞こえるようになりました。
さて?DXとは?意味は?
「デジタル技術による業務やビジネスの変革」
どういうことか?
稟議書を例にしましょう。
稟議書は会社のお金を使用する時に許可を取る為に複数の上司達にハンコを押してもらわなければいけませんでした。
- 企画書を作る
- 印刷する
- 直属の上司に提出してハンコをもらう
- 係長、課長、部長などにハンコもらう
- 専務、社長のハンコをもらう
困ることは、そのうち誰かが出張でいないとその人で止まり、全員のハンコもらうまでに1か月もかかることがありました。
しかしDXにより、WEB上で完結できるようになると出張していても電子ハンコ押してもらえるので早い、効率的で会社の成長スピードが速まります。
在宅雇用の話に戻ります。
今まで在宅雇用は業務管理が大変だから普及しないという会社側の苦労がありました。
DXにより、会社支給のPC、もしくは指定のソフトウェアをインストールすると、何時何分にどのような仕事をしている?を見える化でき、上司や会社で仕事ぶりを共有できます。
その為、自宅で仕事しているから「サボっている」と思われるのでは?
とかの心配はなくなります。
コロナ禍で在宅雇用=在宅ワーク=テレワークする為の技術が一気に普及しました。
コロナ禍と、IT技術の2つで「在宅雇用」できる環境が出来上がりました。
過敏症と在宅雇用の相性
うつ病、不安障害、パニック障害、発達障害の方に多く見られる「過敏症」と「在宅雇用」は非常に相性が良いと思います。
過敏症によるオフィスワークで辛くなることは
- 通勤ラッシュの人混みで苦しい、またはラッシュ時には乗れない
- オフィスワークでは換気扇の音、機材の音、キーボードを叩く「音」が大きく聞こえ、すごく疲れる
- 香水、洗剤の香り、加齢臭、タバコ臭などのにおいで具合悪くなる
- 相手が何を考えているのだろうか?と感情を深りすぎて苦しくなる
- 複数人で仕事をすると相手の事ばかり考えてしまい、自分の業務に集中できず疲れてミスが多くなる
能力は非常に高いのですが、対人、集団になると、体調悪くなり仕事が継続できない事が多々あります。
「在宅雇用」ですと一人でお部屋で仕事をするので、通勤・対人・音・においなどの苦痛が大分軽減されます。
在宅雇用ってどんな働き方?
在宅雇用型
- 完全在宅型(会社と違う件に住んでいても良い求人)
- 出社+在宅併用型(週に数回、月に何回か通勤がある求人)
完全自営型
- フリーランス(個人事業主として、クラウドソーシングなどを利用していく働き方)※ひらくではサポート不可
会社や雇用形態で違うようです。
在宅雇用とフリーランスの違いは?
- 在宅雇用は企業と雇用契約をして労働する為、労働時間と給料が安定している、そして雇用保険、社会保険、厚生年金などの福利厚生がある
- フリーランスは案件ごとに仕事するので、納期が近いと長時間労働、仕事を自分で探さないと仕事がなく給料が0円、自分で国民健康保険、国民年金を支払わなくていけない、そして失業手当はなく、確定申告を自分でしなければならない
精神が不安定な精神障害者には「フリーランス」は大変負担となります。
①在宅雇用にはPC操作に慣れている事が必須
在宅雇用は必ずPCを使います。
求められるスキルは
- 事務系ソフトのWord・Excel・PowerPointの操作に慣れている
- タイピングやキーボードの各種機能を知っている
- データのやり取り、メールやチャットツールの使用
- クラウド、Zoom、ダウンロード、インストールなど基本的用語と操作
在宅雇用の中には特殊な熟練したスキルがなくても上記ができると大丈夫な企業もあるようです。
ひらくでは、上記内容の他に、プログラミング、WEB制作、デザインソフトのカリキュラムも行って、専門的スキルも身に着けることを支援しています。
②在宅雇用には自己管理能力が就労継続に必要
一人で自宅で仕事することで継続する為に必要な事は
- 睡眠管理、起床管理・・・昼夜逆転してしまうと仕事に支障がでます
- メンタル管理・・・同僚と顔を合わせて自分を認めてもらう、褒められることがないので自己肯定感が下がり不安になる
- モチベーション維持・・・誰も見てないからと、ダラダラ仕事をしていると作業量やクオリティーで必ず会社にばれます
- 頑張りすぎて体を壊す・・・自宅で仕事しているとONとOFFが曖昧になり、業務以外の時間も仕事をしていまい体を壊す
一例ですが、このような自己管理ができなければ継続して在宅雇用で働くことはできません。
ひらくでは認知行動療法、ビジネスマナー、ソーシャルスキルトレーニングなど心の自己管理に向けた支援を講座、ワークを通じて週2~3回定期的に行っています。
こちらでも在宅雇用を目指す方向けの準備しておくと得する内容を説明しています。ご参考ください。
在宅就労に向けた就労・自立支援ひらくのサポート
- 公共交通機関に乗るのが障害特性的に難しい
- 出社することが物理的に難しい
- 自宅で仕事をすることに憧れがある
- 障害者雇用で在宅の働き方ができないものなのか
障害者雇用で合理的配慮を得ながら
在宅での働き方を検討されている方へ
仙台の就労移行支援、就労・自立支援ひらくではどのようなサポートを行っているのかご紹介します。
①在宅求人の情報提供と紹介
- 非公開の在宅勤務求人の紹介
- 在宅求人の情報収集の仕方
- 希望する働き方に合わせた相談とマッチング
②在宅勤務に必要なツールの活用方法
- コミュニケーションツールの活用方法(Zoom/Skype/Googlemeet/Teams等)
- チャットツールの活用方法(チャットワーク/Slack/他)
- オンライン面接対策
- 自宅の環境構築に関する相談
③オンライン人材育成プログラム
- IT企業の人材育成プログラムの紹介
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デジタル人材育成の研修を月数回実施
在宅勤務を想定した実践的な場
企業からの非公開在宅求人の紹介
詳しくは支援員までお問合せください。
④PCスキル(事務系)の向上
- 事務系スキルの向上(Word/Excel/Powerpoint)
- メールの使用方法/活用方法(Gmail/Yahoo!メール/Outlook.com)
在宅雇用=在宅ワーク=テレワークに興味ある方はお気軽にひらくにご相談下さい。
営業時間平日:9時~17時
土曜日:9時~12時
定休日:日曜 祝日
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