継続は力なりといいますが
継続って難しくはないですか?
就労継続を考える時間という就労・自立支援ひらくの講座でもありますが、
今回はほっと一息ビジネスマナー講座にて無理なく続ける方法についてふれさせていただきました。
やろうと思っていて、継続できていないこと
聞いてみました。
- 朝起きようと思っている時間に起きることができない
- 風水的に玄関に靴を置かないようにしているけれど、忘れてしまう
- 緊張型頭痛が生じることが多いためストレッチをすることで緩和しているができていないときもある
- 本を読もうと思って購入したはいいものの、購入して満足して読まずじまいの本がいくつもある
- 毎日通所を予定通りにいこうと思っているができていないときもある
- 資格の為の勉強をしているがやらなくなってしまうことが多い
- 早寝を心掛けているがつい夜更かししてしまう
やろうと思っても一時的にはできるけれども、なんだかうまくいかないなぁと思うことは
仕事の場、プライベートの場関わらず、結構多かったりしますよね。
意志の力はアテにできない
「習慣化」「継続」を妨げる大きな理由として、
読書をするということであれば、どこか決めた自分の中に本を読むのに抵抗がある自分がいて
つい読むことを避けてしまう自分がいるということがあると思います。
もしくは、資格の勉強をしたいということであれば、
その時に勉強することが面倒くさい、
億劫であると感じて、気持ちが楽な方へと舵を取ってしまう等々…
「なんとかやってやろう」と思うものの、
「頑張る」という意志の力は限界があります。
気持ちで出来るのなら上記の継続は出来ているはずです。
人間の脳の構造上、そうできているようです。
逆に脳に対して気持ちだけではなく条件を与えるとうまくいくことがあります。
条件付きの計画を立てると継続効果UP
意志の力は体力と一緒で一日の中で消耗していくということがあるそうです。
条件型計画を立てると意志の力に頼らなくても大丈夫な工夫がされています。
「(もし)~という条件なら、(その時は)~という行動をとる」
というような条件付きの計画を立てるだけです。
読書を継続したいというものがあったとしたら
「(もし)移動中に公共交通機関での移動があったならば、(その時は)10ページまで読書をする」
という風に条件付きの計画を立ててみましょう。(サムガリの条件型計画)
さらにこの条件付き計画の良い所は
「プライミング」という心理学的効果です。
プライミングとは
事前に何度も接した情報や事前に考えた情報が後の行動を促進させるという現象のことを言います。
つまり、事前に条件付き計画を頭で考えて考え抜くことで、その後の行動も促進されていきます。
たくさん考えたしせっかくだしやらないとな・・・みたいな感じです。
達成感を細かく感じながらモチベーションを高める
その継続目標が大きな目標であるなら、
終わったら達成感は感じますが、
その道中、苦しくなることや、気持ちが続かないこと、あると思います。
挫折のテンプレみたいなパターンです、、、
たとえば読書を続けていくという目標があったとしたら
一気に何百ページも読み進めるのではなく、
細分化をします。
毎日10ページくらいだったら、
無理なく読めるかもな(個人差はありますが)という考えだと
気持ちも「これだったらいける」と楽になることもあります。
都度、10ページ読んだぞという達成感を味わうことで
次もやったるぞという、モチベーションという栄養が高まってきます。
サムガリも小学校のとき、
1000周マラソンという企画があって、1年の間に校庭を1000周しようというやつがありました。
5周走るごとに丸いシールを張って
それが200個溜まると1000周になるという表が廊下に張り出してありました。
ちょっとずつでもシールを張っていくと、
頑張った達成感というものも感じ
目標に近づいているという感覚も継続する後押しとなったのを覚えております。
このように見える形で達成感を感じながらモチベーションを高めていくことも
無理なく「続ける」ためのテクニックなのではないでしょうか。
まとめ
継続は力なり
就労も継続は力なりで
その後に必ず何かメリットが生じてきます。
今何か継続したいな、やろうと思っていることあるのなら
やってみても悪くはないのではないでしょうか。
ひらくのメンバーさんは少しでも継続という大きなテーマを
創意工夫しながら乗り越えていっていけるはず!!!
一緒に何とかやっていきましょう!
いつでもお気軽にお問合せ、ご連絡くださいませ(‘◇’)ゞ
それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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