就職活動で求人を見てどのような働き方をしていきたいか考える中で
企業の所在地、業務内容、給料、雇用形態等、自分の大事にしたいことを元に求人を選ぶ、
働く時間や日数についても考える。
そして、意外と働く勤務時間、日数については、働く上で大事になってくるポイントです。
今回は
- どのくらいの時間、働いていきたいかまだ決めかねている
- 勤務時間、自分に合った働き方を知りたい
- 障害者雇用の求人ではどのくらい働かないといけないのか
- 雇用形態別に勤務時間の縛りはあるのか?
などについて触れていきながら
自身の就活の考えを深めるのにご活用くださいませ。
フルタイムで働くってどういうこと?
フルタイムで働いていきたいとよく耳にすることが多いですが。
フルタイムは、常勤とも言います。
会社ごとの所定労働時間を通じて勤務する労働形態のことを言います。
正社員の多くはこちらにあたります。
日本では、労働基準法によると原則として
1日8時間で週40時間以内
と労働時間を設定するように定められています。
企業ごとに所定労働時間は多少ずれはありますが、
最大で行くと上記の状況ということになります。
つまり、フルタイム勤務は週5日で8時間勤務が上限となります。
それ以上行く場合は、変形労働時間制やみなし労働時間制を採用して調節していたり、
残業という形で調節していたりするなどがあります。
フルタイムで働くことをイメージするときは
週5日働く、且つ、週40時間(1日8時間程度)に近い働き方
だなぁと思ってもらえると良いかと思います。
パートタイムで働くことってどういうこと?
対してパートタイムってどういうイメージがありますでしょうか。
パートタイムは非常勤とも言い、勤務形態に関する用語になります。
先ほど説明したフルタイムで働くよりも短い時間で働く、働き方になります。
アルバイトや有期雇用、地方公共団体では会計年度任用職員と言われたりします。
企業で定めている所定の労働時間の一部で勤務するというイメージです。
パートタイムで働く場合は
フルタイムと同等でも働くことはあるけれども、それよりも短くかつ頻度も少ない場合もある
全てはそうではありませんが、時間の融通が利きやすい働き方になります。
【障害者雇用】フルタイムとパートのメリットとデメリット
フルタイム(常勤)メリット
- 収入が安定している
- 社会保険に加入できる
- 責任のある仕事を任せてもらえる
- キャリアアップを目指しやすい
- ローンが通りやすい
フルタイム(常勤)デメリット
- 仕事の質や量も増え責任も発生する為、ストレスを感じやすい
- 疲れる
- 家族がいる方だと周りの負担が増える
パートタイム(非常勤)メリット
- フルタイムよりも難易度を下げた業務からスタートできる
- フルタイムよりも柔軟な体制で仕事ができる
- 将来的に正社員へと昇格することもある
- 採用へのハードルが正規雇用よりも低い傾向にある
- 期間が決まっている働き方が可能
パートタイム(非常勤)デメリット
- 給与がフルタイムより少ない
- 昇給や賞与がフルタイムと比較すると少ない傾向
- キャリアアップがしにくい(仕事が限定される)
- 短時間過ぎると社会保険に加入できない場合がある
勤務時間の希望を考える際のポイント
メリットデメリットありましたが、働く上で勤務時間について考えるラインは大きく分けて3つあると言えます。
①週40時間勤務(1日8時間)
上記からもう大丈夫!実績もあるしすぐ働ける!というのであればばっちりです。
正規雇用で正社員を目指す場合は週40時間働いていけるような準備が必要になります。
今の自分の状況を振り返る中で、できるかどうか判断していきましょう。
これが大丈夫であれば、求人を選ぶ幅はかなり増えると言えます。
②週30時間勤務(1日6時間)
社会保険に加入して働いていきたいという方は週30時間勤務が一つの目安になります。
週5日働いていきたい方は目指していきたいラインになります。
ただ、フルタイムの正社員となると40時間に迫る働き方になるためさらに目指していく先はありますが
契約社員でもこのライン以上と定めている企業は多い傾向にあります。
③週20時間勤務(1日4時間)
パートタイムで働いていくことを検討している場合の一つの目安になります。
必ずしも週5日ではなく、週3日の場合や週4日の場合もあるかと思います。
働けるかどうかを検討する一つの目安や目標として
週20時間は働けるかどうかについてはまず最初に考える目標にしましょう。
障害者雇用の求人は勤務時間ってどんな感じ?
勤務時間については企業ごとに決まっていることが多いです。
ただ、合理的配慮として
所定労働時間よりも短い時間から勤務をスタートして、慣れてきたら時間を伸ばしていくことができるような
相談ができることもあります。(※難しい場合もあり)
休まず継続して働く、勤怠の安定はとても重要です。
週40時間からスタートするのに、今は週2日しか活動していないとなると
できるのかな?と不安視される場合も多くあると思います。
目標とする勤務時間があるならば、現在の自分が今できるかどうかを確認しておく
できていない不安であれば、できるように何をしていけばよいのかを考え実践していくことが大切です。
『週4日長時間勤務』と『週5日短時間勤務』どちらが良い?
この記事のタイトルになるところ。
ここまで読み進めていただき誠にありがとうございます。
色々触れてきましたが、どちらが良いのでしょうか。
・週4日長時間勤務
週3日休みということ。
自由に使える日が1日追加であるということ。
仕事の1日のカロリーは多く大変なこともありますし、休みが一日分増えることで仕事のリズムを維持するのが
難しくなる場合もあるかもしれません。
安定性というとややリズムをつかみにくいデメリットはありますが、
その分何か仕事以外に費やせる何かがあることやしっかり休めるというメリットもあるので
下記よりもややハードルは高く見えるような印象があります。
・週5日短時間勤務
安定してリズムを作って1日の負担を減らして働くことができます。
週4日と比べると移動時間も考えるとコスパという面では、だったら長時間働いていきたいと思うこともあるかもしれません。
働くリズムは5日働くことになるので維持できるので安定して進めていくという点においては非常にメリットがあるとも言えるかもです。
そして、短時間勤務の分、あまった時間は自分で自由に使える為、色んなことが日々の中で消化できるのではないでしょうか。
働く上で大事にしていることによって働き方を考えていけるといいですね(*’▽’)//
まとめ:勤務時間が増えれば増えるほど消費する
「今はできていないけど、仕事になればできると思う」
できるかもしれませんがリスクのあること
「今はできているので、仕事でもできると思う」
となれると総合的にみると安心安全なのではないでしょうか。
仕事選びの中でいくつも考えることが多くなると思いますが
今の自分の生活スタイルの中で移動時間、勤務時間を加味して過ごし方を考えることで
全体的な過ごし方のイメージがついてくることも多いはずです。
勤務時間についてもよく考えて検討していけるといいなと思います。
一緒に考えていきましょう(*´ω`*)////
いつでもご相談
ご連絡お待ちしております( ゚Д゚)///
それでは、また!!
この記事を書いたのは
内容:支援員サムガリ
就労・自立支援ひらく
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