【不安障害】企業見学/実習/面接が緊張して不安が強い!~対処法と心の持ち方~

企業見学実習面接が不安!対処法と心の持ち方

就労・自立支援ひらくでは、就職活動の中で

企業見学や実習、面接など

普段の通所しているところ以外での活動も入ってくることがあります。

 

そんな時、

  • 初めて見学する企業に行くのに緊張が止まらない。まだ始まっていないのに決まっただけでもう気が気でない
  • 既に緊張してもう行くことに抵抗が出てしまう、体調に影響がある、お腹が痛い…
  • あれもこれも考えてしまい、失敗したらどうしようと不安が止まらない

 

自分の知らないところへ行く、未知にところへ行くというのは

不安や緊張がある場合が多いのではないかと思います。

 

まして面接だと合否が関わってくる為、さらに自分を追い込んで考えてしまうなんてことも。

 

人によって個人差はありますが、日常生活に支障をきたしてしまうものであると

障害特性によるものもあるかもしれません。

不安障害、パニック障害、強迫性障害、全般性不安障害等
以前に少し困り感をお持ちの方の記事を作成していたので
お時間ある時ご覧ください↓↓

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今回は外部活動で不安や緊張への対策や心の持ち方など

ご紹介していきたいと思います。

 

目次

『企業見学/実習/面接』で始まる前からなぜ緊張、不安になるのか

・初めてだから

あらゆることをあらゆる角度から想像してしまう。

そもそも慣れているところではないし、どんなことが待っているのだろう、どんな人がいるのだろう

やったことがないことに対しては、やれるかどうかの不安や緊張がとても強い

 

・ちゃんとしたいという想いの裏返し

ちゃんと成功させたい、頑張ってやりたいと思うからこそ、

やらなければいけないことのハードルが積み重なって逆に自分を追い込んでしまう。

 

・やらかしてしまうのではないか

何か良くないことをしてしまう、怒られる、注意を受けてしまうかもしれないと思ってしまう

時間通りにこなせるか不安に思ってしまう

 

・外部活動に対して苦手意識がある

公共交通機関での移動に苦手意識がある

集団に入ることに対して負担が強い

人とコミュニケーションを取ることにエネルギーを使う

ビジネスマナーをおさえたコミュニケーションを取ることに対して負担が強い

 

・これまでで失敗した経験があってまた繰り返してしまうという怖れがある

以前の失敗したと思う経験があり、不安がより強まってしまう

 

『企業見学、実習、面接前』の緊張や不安との付き合い方

 

不安とは人間にとっての自然な感情で、何かが気になって落ち着かない、安らぎが得られない心の状態です。

ある意味では、不安は自分を守る為に必要な感情でもあります。

練習もしていないのに、急にフルマラソンを走ってくださいと言われても、練習していないし、

相当の距離だし、できそうにない、不安な気持ちになりますよね。

急にそんなことを言われると逆に不安より怒りの感情の表れそうですが、

でも、不安がなかったらそのまま引き受けてしまい、無理をしてしまうなんてことも多いのかもしれません。

 

逃げたい、不安だという気持ちを押し込んでしまうように考えるのではなく、

不安自体はあってしかるべき感情だと認識してみてほしいです。

その上でどのようにその気持ちと付き合っていけるか考えていきましょう。

 

生物学的な不安

不安とは

生物学的に不安になるのは困った状態の時です。

早く行動して逃げなさいというのが不安の生物学的な意味合いです。

何もしないで放置すればするほど、どうしようと悩み続けてしまい不安は強まっていきます。

行動を起こすことで変わってくることがあるかもしれません。

 

不安が強いときは自ら課しているハードルを下げよう

人によっては参加する事自体が

  • 相手からより高い評価をもらわないといけない
  • 自分からどんどん行動していかなければいけない
  • 印象よく立ち回らないといけない

など必要以上にハードルを高くしてしまい、その高いハードルに押しつぶされてしまうこともあります。

 

できないことはできないですし、構え過ぎてもパフォーマンスの発揮は難しくなってきます。

無理して頑張らず、気張らずに、確実にできそうなことはクリアするような目標設定が大事になってきます。

 

よくお伝えしているのは

まず、時間通りに来て参加する、そしてその時間を全うする

 

それだけでも十分に得られることが多いと思います。

初めてだからという方もそうですし、誰しもが緊張していることの方が多いはずです。

 

当日のタスク、Todoを限定することで結果的にパフォーマンスは上がってくることも多いのではないかと思います。

 

就労移行支援ひらくの『企業見学、実習、面接前』の準備

<全体的な準備>

  • 当日の現地までの移動手段、タイムスケジュールの確認
  • 必要物の確認
  • 挨拶やマナーの再確認
  • 身だしなみの確認

 

<企業見学>

・事前に見学する企業についての研究

・質問事項の確認(あれば)

<企業実習>

・作業内容に関わるスキルの確認、練習

・体調管理(安定して全うする為)

 

<面接>

・面接練習

・企業研究

 

 

まとめ

準備を行うことで安心につながることもありますし、

外部活動で不安になることも多いと思います。

 

そんな時こそ、周囲に自分の気持ちの共有や相談をすること、そして必要な準備を一緒に考えていくこともできます。

 

一人じゃない、周囲を頼って、目を向けてみてほしいなと思います。

 

 

いつでもご相談、お問合せお待ちしております!

 

それでは、また!

 

この記事を書いたのは

支援員:サムガリ

就労・自立支援ひらく

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この記事を書いた人

あなたの不安・悩みを真摯に向き合い、一緒に考るのが私達です。
「ひらく」に通うと、自分以外に自分の事を考えてくれる人が圧倒的に増えます。
社会人になると自分にアドバイスしてくれる人がいなくなりますから「ひらく」に通っている2年間は非常に貴重な時間となると思います。
就職支援はもちろんですが、これからの人生が良くなるよう向き合います。
考え方→発言→行動→習慣→性格→運命が変わるきっかけになると思います。

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