障害者雇用での就労を検討し、動いていると
特例子会社を目にする機会もあるかもしれません。
就職活動の参考に少しだけご紹介させていただきます。
特例子会社って?
特例の子会社のことを言います。
簡単に言うと、障害のある方が多く働いている会社になります。
その会社で働いている障がい者を親会社の※法定雇用率の計算に入れることが出来る制度です。
※従業員が一定数以上の規模の事業主は従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。
なぜ特例子会社ってあるの?
従業員が1万人いる会社(一般企業/2023年現在)だと法定雇用率では障害者を230人以上雇う必要があります。
そうすると各部署で障害者に配慮した職場を作って採用をしていく取り組みが必要になります。
ただ、各部署ごとに環境を整えていくと各部署が多ければ多いほど費用やコストがかさんできます。
そういうことができれば理想ですが、企業規模が大きければ大きいほど大変になってきます。
そうではなく、障害者の働きやすい会社を別に作り、会社自体を障害のある方中心の職場にしてしまう方が環境面の整備や人材の面諸々考えると雇用をしやすくなります。
会社側、働く側、双方にとってメリットがあります。
そのような理由から特例子会社制度が生まれました。
特例子会社のメリットって
よく言われるのが、働きやすさ
人間関係がうまくいかなかったり、馴染めなかったりすることも仕事をしていればある可能性があります。
特例子会社は障害のある方が多く働いているので同じような障害があって一緒に頑張っている仲間がいることでぎくしゃくした人間関係も比較的軽減されやすいと言われています。
その点働きやすさが生まれやすいとも言えます。
加えて数多く雇用する環境である為、雇用に当たっての事業所の環境が整っていることも比較的多いです。
障害者への配慮が整った会社で働きたいという方には特例子会社はマッチしているとも言えます。
ただ動機がそれだけだと、やや難しい、なぜ自分自身がそのように思っているのか深掘りをして働く動機を考えていく必要があるかと思います。
特例子会社の経営ってどうなの?
ある程度規模の大きい会社でなければ特例子会社ができないので経営は安定していることが多いです。
あくまで、していることが多いです。
特例子会社はどんな仕事が多い?
事務職や清掃職、農業など幅広くあります。
宮城県はというと
グループ会社の事務、事務補助、一般事務、メンテナンス、洗浄サービス、産業廃棄物収集運搬、清掃、名刺作成、データ入力作業、バックオフィスのサポート、テスト、チェック、検証業務等
様々な職種の宮城県内にも特例子会社があります。
気になる方は支援員に聞いてみてくださいませ!
日本全国には500以上の特例子会社があります。
まとめ
障害者雇用で働くことを検討している方、活動していく中で耳にするワードになるかと思いますが
実際に働く際の選択肢の決定の一助になれば幸いです。
何でもお気軽にご相談
ご連絡お待ちしております( ゚Д゚)///
それでは、また!!
この記事を書いたのは
支援員サムガリ
就労・自立支援ひらく
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