文章作成道場にてメンバーさんが作成した記事をご紹介します。
無理をしない就労継続
私は何かを継続したことは数えるほどしかありません。
勉強も仕事も友人関係も長続きせず、
興味が移り変わる中で生活を送ってきました。
その生活の中で唯一継続出来たものが、
服薬で増えた体重を減らす為に始めた筋トレです。
半年で約3分の1の体重を減らすことが出来ました。
筋トレをする上で何よりも大切だったことがあります。
それは「無理をしないこと」でした。
これは就労継続にも活かすことが出来るのではないかと思います。
『無理をしないこと』を大切に思った理由
筋トレの効果を高める道具として「ダンベル」というものがあります。
重ければ重いほど効果が高くなっていきます。
私は出来るだけ早く痩せたかったので重いダンベルを手に取り
無理をして持ち上げましたが、怪我をしてしまい
数日間筋トレを休むことになりました。
同じような経験が仕事でもありました。
早く仕事が出来るようになりたかったので
苦手なことでも無理して「出来ます」と返事を繰り返していました。
気づいた頃には職場から求められるハードルが高くなり、
自らの首を絞める結果になってしまいました。
当時を振り返ると、苦手なことは相談しながら、自分のペースで無理をせずに仕事を進めていければよかったなと思います。
「無理をしない」は難しい
筋トレには身体的な負荷があるので加減がしやすく「無理をしないこと」を実践しやすいですが、
勉強や仕事においての実践は大変難しいです。
失敗を経験し、大切に思っているはずの現在でも気づくと無理をしてしまいます。
私は就労移行支援ひらくに通所し始めたばかりですが
「社会復帰の為に訓練以外にも毎日勉強しよう」
と若干無理をしているところがあります。
無理の先にあるのは心の怪我で、継続が出来なくなる状況になりかねないです。
なので今からでも出来る解決法を考えてみました。
どうしたらいいのか
「無理をしないこと」を叶えるために筋トレの継続から思ったことは
「少し減らす」というルールを作ることです。
1週間を週5日に、筋トレであればダンベルの重さは1㎏軽くしてなど、自分のやる気や気持ちよりも少しだけ減らすというルールです。
ルール化することで「少し減らす」をより実践できると考えました。
筋トレの継続が出来たように、就労や新しく始めることを継続に繋げることができると思います。
まとめ
就労の目標は採用されることではなく、継続することだと思います。
継続のためには「無理をしないこと」が必要になってきます。
私はこれから「少し減らすルール」を実践して
「無理をしない就労継続」を目指して行こうと思います。
この記事を書いたのは
ひらくのメンバーさん
就労・自立支援ひらく
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