文章作成道場にて就労移行支援ひらくのメンバー「おまる」さんに「就労継続」をテーマに作成いただいた記事になります!
自分主導になる勇気が就労継続に必要
就労継続する為に大切なこと、それは、今の私にとってイメージすることも難しい
「自分主導になる勇気」を備えることです。
今は、それが理想や願望から描く自分像であっても、
就職するまでにそれを理解することが私の課題です。
私は障害者雇用で1年就業した経験がありました。
その後体調を崩し、就労移行支援ひらくへ通所しています。
この2カ所の環境での実体験から、就労継続が叶わなかった理由を導き出すことができてきたのではないかと思っています。
不安がループしてしまう
想像や思い込みの自己判断が、前職での失敗体験にありました。
所属した部署は営業部で、常に動きがあり人員も多く、とても質問等できる状況に居合わせることがありませんでした。
直属の上司に、報告や連絡、相談をメモにまとめて就業時間に行いますが
いつも何か質問がすっきり解決した感覚が持てなかったのです。
今思えば、メモにまとめた時間から実際に伝えるまでの時間差同様、
困り感の熱量も違い、詳細に聞きたい点や、その状況等は変わってしまうことがあったからではないかと考えられます。
それに気付きながらも、「私に質問させてもらえるのはこの時間しかない」と相談もせず決めつけて
気づきから目を逸らし、可能な範囲内で取り組んだことで、達成できているなどと確信の持てない自己解決を繰り返してしまいました。
出来ないことと向き合うということ
私は、就労・自立支援ひらくに通所させていただいてから半年ほどは、
体調が今よりも安定しておらず通うことで精いっぱいだったように思います。
就労・自立支援ひらく内の講座に初めて参加させてもらったのも
参加する勇気が持てず、入所から半年以上後のことでした。
体調が安定し、本当は参加してみたかった色々な講座に出席したり
通所する日々で得た気付きは沢山ありました。
その中で、私に一番必要なことは「伝える力」が、致命的に不足しているということに気が付きました。
文字なら言葉よりは整理しながら表現できるとか
急かされなければ何とか話せると自覚していたのですが、
それでも意思や気持ちをスッキリ表現してきれてはいなかったのです。
自分の思い込みや想像で、自己解決してしまわず、
相談することを意識して動くことは少しずつできるようになりましたが、
それを伝える力をつけることが、今後の課題だと認識しています。
就労継続を実現する為に
私にとって自分のことを誰かに伝えるということは、相手の負担になり、面倒をかけてしまうという気持ちが根本的にあります。
前述で述べた通り、伝える力が不足しているということで
適切な報告連絡相談が出来ないことも多くの理由のうちの1つです。
でも、自己理解を深め、多くの気づきを得たことで、自己肯定感を持つ大切さを知りました。
- 自分意思を持つ
- 思いや考えを言語化して簡潔に伝える
- 職場はお互い様の意識で自己肯定感を下げないよう、自信の裏付けができるぐらい努力をする
これらのことが無理なく習慣的に出来るようになることで、
私にとって就労のモチベーションがフラットに保てていくコツであり、
自分主導になる勇気を持つということなのではないかと思います。
この記事を書いたのは
ひらくのメンバー「おまる」さん 編集:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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