就労・自立支援ひらくでは
定期的に
『職業レディネステスト』というツールを自身の職業選択の検討の為活用しております。
自分の進路を考える為のツールということで、実際にどのような効果があるのか?
参加された方の感想や効果って実際どうだったかについて紹介していきたいと思います(´ω`*)‼
職業レディネステストとは?
仕事に対する興味・関心や自信から、自分のパーソナリティを理解する
興味・自信からパーソナリティを探る、自己理解のための職業興味検査
基礎的志向性と職業志向性を測ることにより、生徒の職業に対する準備度(レディネス)を把握し、生徒が職業に関する自分のイメージをチェックしたり、進路選択への動機付けを促すことができます。
可視化できて気軽にできる自己分析ツールです(*‘ω‘ *)
職業レディネステストのメリット
・自分の興味や自信を客観的に把握できる
⇒
職業興味や、自信、日常生活の興味の特徴が明確になり、
今後の自分を考える材料になります。
・頭の中でうごめいている迷いが可視化される
→
頭の中で思っていることが可視化され、整理できることで自己を振り返り、スッキリします。
・自分の向いている、興味がある職業が見つけられる
→
自分の興味がどの職業に向いているのか、ざっと結果を見ることで把握ができます。
【ざっくり解説】何がわかるの?
・職業興味の6類型の特徴がわかる
- 現実的領域(機会や物を対象とする具体的な活動をすることが好き)
- 研究的領域(研究や調査などのような活動をすることが好き)
- 芸術的領域(音楽、美術、文芸などの芸術的な活動をすることが好き)
- 社会的領域(人に接したり、奉仕的な活動をすることが好き)
- 企業的領域(新しい企画を考えたり、組織を動かすような活動が好き)
- 慣習的領域(定まったやり方にしたがって、手堅い活動をすることが好き)
この6つの職業興味の類型を興味と自信がどれくらい推移しているのかを%でグラフ化できます。
そして
・基礎的志向性の特徴がわかる
- 対情報志向(知識、情報、概念、データなどを取り扱うのが好き)
- 対人志向(人を楽しませたり、援助したりするなど、人と直接かかわっていくような活動が好き)
- 対物思考(機会や道具、装置などいわゆるものを取り扱うことや外での活動が好き)
この3つの情報、人、物のどれに興味や好きが分布しているのか、が数値として把握できます。
サムガリなんかは傾向として興味はあるけれど、自信が若干ついていっていない傾向もありながら、社会的領域、慣習的領域は高めに推移していて
情報志向、対人志向、対物思考の順で高く推移。
そのことから
物を扱う仕事(機械やものに触れ、実際的な仕事や機械を操作したりものを作る)は興味が薄く、
対人的、社会的な仕事や、決まりに従い同じことを繰り返す仕事が興味や自信が高く推移しています。
且つ、仕事の中で情報を取り扱いながら仕事を進めていくことに興味の特徴が偏っているのだなぁと少し分析しました。
「IT機器を使用して、情報や知識を取り扱いながら人と触れ合える関われる、奉仕できるお仕事」
この就労移行支援のスタッフそのままではないかしら・・・という考えに落ち着きました。
あくまでこれはその時の自分の興味や自信なので、また経験を重ねるたびにどんどん変わっていくものだと思います。
ひらくで実施した方の感想
・これまで興味から遠ざかっていたことが、実は興味があることに気付き、それにチャレンジしてみたいと思った。
・頭の中で無意識的に考えていることが、可視化されたことによって、頭の中で考えていることの整理ができた。
・興味がすごく極端に分化していた。
・目指している方向と興味がズレてはいなかったので安心した。
・興味のある仕事や職業は思っていたよりも多かったことに気付いた。
まとめ
就労・自立支援ひらくでは
「何に興味があるのか」
「何に向いているのか」
「何がしたいのかわからない」
「障害者雇用?一般雇用」
「事務職?Web制作?作業系?」
を明確に定まっている人もいれば、訓練をしながら見つけていくという方もいます。
頭で考えるだけではなくて、このようなテストを受けながら自分について深く知り、職業選択だけはなく、自分の今後の生き方や行動指針が見えてくることも多いはず。。。
今回のような機会だけではなく、面談や相談、訓練を重ねながら
自分を知り、新しきを知る機会を増やしていきましょう(”ω”)ノ
それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18
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☎022-725-7224