何か目標や意識して取り組んでいることはありますか?
仙台市の就労移行支援 就労・自立支援ひらくでは
目標を立てて就労に向けた準備を日々行っています。
物事は、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
軌道修正をしている人は少ない
仕事でもプライベートでも今すぐ成果を出したい時に一番簡単で効果的な方法があります。
『軌道修正』でございます!
多くの人は目標を立てて、できないことをできるようになりたい!と努力していきます。
一方で「今の実力、経験できるはずなのにできていないこと」は見ていなかったりする。
そこをできるようにように目を向けるだけで成果は出てくることが多いです。
自分が革新的に変わる、努力してかなえられるようにすることは大事なことですが
それと同じくらい「今の自分でできるはず」ということを着実にできるようにしていけると素敵だなと思います。
軌道修正の必要性
行動の精度を上げ、行動に質を高めることができます。
ごく簡単なことや過去に経験のあることであれば一度の挑戦でうまくいくことはあります。
ですが、やったことのないこと、難しそうなことに挑戦して一度で上手くいくなんてことは多くはないはずです。
完璧な理想を叶える為に時間と労力を費やすことも大事ですが
一度仮に決めて行動してみた後、軌道修正をしていった方が効果的です。
行き詰ってしまう事例をご紹介します。
就労移行支援を利用していて行き詰ってしまう事例
・決めたスケジュールでの通所が難しい
・応募しても不採用が続いている…
・スキル習得が難しく、壁にぶつかってしまう
・なかなか就職活動に踏み切れない
・当初立てていた予定よりも後ろ倒しになってしまう
軌道修正の方法
①3つの視点でチェックする
・うまくいっていることは増やす
・うまくいっていないことは減らすかやめる
・新しいことを始めるか、やり方を変える
例えば、運動不足解消の為、毎日15分ジョギングをすると仮に決めて仮行動したとします。
一週間試してみて、月曜日、火曜日、水曜日の仕事帰りの三日間だけできたとします。
この場合は3日間はできていると考え、「月曜日は30分ジョギングする」と軌道修正してもいいわけです。
これは「うまくいっていること」を増やしています。
それ以外の日程ができていなかったという面もあります。その理由が気持ちが続かずにできていなかったとしたら
月~水まではジョギングをすると軌道修正してもよいわけです。
これは「うまくいっていないこと」をやめたことになります。
加えて時間を工夫したという意味では「やり方」を変えたことにもなります。
軌道修正をする場合には、増やしたり減らしたり、やり方を変えるといった微調整をすることで行動の質が上がります。
先ほどの行き詰まり事例の
通所がスケジュール通りにやるのが難しい
場合では
できていることに目を向けて、できていることは継続するか増やしてみる
できていないことはやり方や方法を変えることで軌道修正ができるかもしれません。
通所自体はできていたが遅刻して午後からの通所となっていた場合は
午後からの通所をまず確実にこなしていくことに軌道修正し
午前から来れる為の工夫を検討してみる。週に1回は午前から通所するとかうまくいっていないことは回数を減らしていくような軌道修正ができます。
加えて約束やアポイントを作っておくと目的意識が高まり、いけることが多いのだとしたら
通所に付加価値を付けて目的意識を強めて進めていくというやり方を変える軌道修正も考えることができます。
②時間、場所、人のどれか一つを変える
軌道修正では時、場所、人のどれか一つを変えてみる。その際どれが機能してどれが機能しないか判別できないので一度に全てを変えないことがポイントです。
例えば、新しい職種に向けたスキル習得をして就活を進めるかどうか迷っている場合。
時間を変える例としては3カ月、半年、1年と時期を区切ってやってみるという方法。
期間を定めてやってみることで乗ってくることもあればそれはそれで良いし、密度も高まってくる場合もあるし
うまくできていなければその期間でスパッと見限ることもできます。
これは時間を変えたことで解決する例にもなります。
「場所」を変える例としては、家でなかなかできなかった場合は通所している間であればよくできることがあれば、
字のごとく場所を変えてみる。
そもそも学習するそのものを変えるという方法もあるかもしれません。
「人」を変える例としては、
良く話す人を変えてみることで、やりやすくなることもあるかもしれません。
このように大きな軌道修正をする場合は「時間、場所、人」に分類して一つずつ検討していくことで行動の質を上げ、得たい成果を手に入れることができます。
③できるはずだけどできていなかったところからやってみる
成果がうまく出ていないときは大きく分けて2つあります。
1.いますぐには成果が出なくて当然の場合
2.実力はあるのに成果が出ていない場合
1.の場合はそもそも実力、経験が不足しているときや、適切な行動はしているものの成果が出るまで時間が必要な時です。
自転車で例えると、自転車の乗り方を人から聞いただけでは、すぐには乗れるようになりません。
「自転車の乗り方を知っているけれども練習をしたことがない人」
は実力も経験も不足しているので今すぐ自転車に乗れるようになるという成果が出なくても当然といえます。
また、補助輪なしで自転車に乗れるよう練習したけれどもまだ乗れない人は
適切な行動はしているけど成果が出る前にもう少し時間がかかるので今すぐ乗れなくても当然と言えるでしょう。
この段階の軌道修正としては、自転車に乗る方法を知っている人であれば、さらにノウハウを収集するのはやめて、実際に自転車に乗ってみるという練習の時間を増やせばいいわけです。
それなりに練習をしているけれどもうまく乗れるようになっていない場合は、練習内容を変えてみればいいわけです。
なかなか就職活動に踏み入れるのが後まわしになっている場合は、
すぐに自転車に乗れるわけではない理論とすり合わせてみて、方法を考える、準備する時間に比重を置いている場合は
一度実践としてやってみる決断をして進めていくという軌道修正をしてみるとよいかと思います。
2.実力があるのに成果が出ていないという場合もあります。
その場合は軌道修正をするだけで、できるようになることもあります。
自転車の例でいえば、自転車に上手く乗れない原因がタイヤのパンクだとしたら、修理すればすぐ乗れるようになります。
できるはずなのにできていなかったところをまず埋めていく。
特に実力に見合った成果が出ていない場合には、軌道修正をすることで即成果が出ることがよくあります。
楽して成果を出していこう!
自分の夢や目標についてやらない方が多いのは、勿体ないかもしれません。
もしかすると、目の前に対応するのに精いっぱい、日々生きるのに手いっぱいだから「軌道修正などしている余裕がない」という方もいるかもしれません。
ですが、軌道修正は、楽して成果を出すための技術です。
少しの労力で効果を出せますから、余裕のないときほどぜひ活用してください。
後で軌道修正すると決めているからこそ、安心して仮決め行動できます。
1回で成果を出せるものと考えがちですが、行動後の軌道修正さえうまくいけば、成果を出せるようになります。
今やっていること、心がけていることはありますか?
そのやっていることでうまくいっていないことはありますか?
その軌道修正できることはないか、アイデアをぜひ発掘してみてください。
1個うまくいかないことがあっても、全てがうまくいっていないというわけではありません。
それによって自分を責め立てないでください。
沢山のできることがあります。
自分に合ったやり方がきっとあります。
価値がそこに間違いなく悠然と佇んでいます。
自信、自分を信じて、周囲も頼って
進んでいきましょう!!!!
一人では難しい時は、一緒に整理します。
何だ、、、こんなことだったのかということも意外と多いかもしれません。
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それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
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