こんにちは 生活支援員の塩直(しおなお)です!(^^)!
今回は、ひらくのメンバーさんが各自で取り組んでいる
「心の声を聞く時間=健康管理記録」についてお話をします!
「心の声を聞く=健康管理記録」って何?
就労・自立支援ひらくの「健康管理記録」とは、
毎週水曜日30分、感情や行動、目標を記録しながら
自分の今の感情と向き合う時間
を過ごして頂いています。
言うなればマインドフルネスのような(*’ω’*)時間です。
Excelや紙に記録することで、過去・現在・未来を客観的に感じてもらいます。
感じた気持ちや気付いた問題について共有したい方は、
個別相談や定期面談(毎週㈮)で話をして頂いております。
①心の状況(嬉しい、悲しい、共有したい 等)
感情は一時的なものと、いつまでも感じてしまうものとあります。
記録をつけることで、感情が高まる場面や環境が明確になります。
感情が高まり治まらない原因を頭の中で考えるより、
書き出すことで「考える→吐き出し」が出来ます。
吐き出すことは、溜め込んでいたガス抜きになります。
また、嬉しい事など自分が笑顔になったことや安心した気持ちを思い出すことも出来る為、
自分を認めてあげることになります。
②目標到達に向けて必要な行動を考える(訓練、生活リズムの課題に対して今出来ていることを認める、問題解決を考える)
目標に向けて、出来ている事と今後取り組んでいくことを考えます。
職場であれば、与えられた業務や環境で「優先順位」を考え
「問題解決」していくことになります。
自分の「向上心」と「就労意欲」が求められます。
目標を設定することで、「今の自分に足りない点、伸ばせる点」が見えてきます。
③「記録」→「視覚化」された情報を脳が認識する
感情や自分の言動は自分の目で確認出来ないものです。
記録にすることで
「あの時の自分は○○な言葉を言ったかも?」
「今だけ悲しいんじゃなくて、前から思ってた気持ちだ」
「嬉しいけど、なんだか嫌な気持ちも感じる。何でだろう?」
と記録することで情報が文字となり視覚化します。
例えば、オリンピック選手など夢を形にしている人ほど、目のつく場所に目標を張っていたりします。
問題の有線順位など視覚化をすることで、
たくさんの課題で感じる不安な感情を整理出来たり、
今とるべき行動を「意識」することが出来るようになります。
④ひらく卒業後、職場やプライベートで活用出来る
例えば、職場であれば業務評価や契約更新があります。
その際の感情として、
「自分は頑張っているのに期待していた内容と違う」
「もっと効率を考えて仕事が出来たら良かった」
「自分のやり方で仕事を進めた結果、周囲に迷惑をかけてしまった」
等、自分の主張や反省点を考えたり、周囲の評価が違うことで
「この職場は私には合わない!」と
一方的な考えに陥ってしまうかもしれません。
多忙な生活の中で感情の記録付けは難しいかもしれませんが、
「目標」や「注意すべきこと」を目のつく場所に掲示することは、
30分あれば出来るかなと思います。
昔の言葉に「1年の計は元旦にあり」なんて言葉があるように、
意識することが「行動」となり、行動が変わり「結果」が変わるものです。
「意識」することで「未来」を変えよう
いつも同じことを考えてしまう方、
同じ失敗を繰り返して自己肯定感が低くなっている方、
現状から脱却したい方
「意識」を変えるだけで「未来」は変わらないよと決めつけず
まずは、行動してみませんか?
今年はスタートしたばかりです。
「1年の計」でなくても「今月の計」を考えてみることは、
いつも頑張っている貴方の背中を押してくれるかもしれません(^^)/
生活管理記録のある、ひらくの訓練支援内容はこちらから↓↓↓
この記事を書いたのは
生活支援員:塩直
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