ビジネスの場面で
敬語
自然に使われていると思います。
- 使わないといけないものだからつかう
- みんなつかっているからつかう
- 語彙が少なく場面に応じた言葉遣いができない
敬語に対して苦手意識あるなぁ。
二重敬語だ、謙譲語だ、丁寧語だ、美化語ですとか
敬語って知ろうとすると入り組んでいてよくわからない!!!
実際どのようにつかっていけばいいの?
なぜ敬語はあるのか
コンセプトを知ることで抵抗や、使い方について改めて向き合うことができるようなそんな気がします。
『敬語』をテーマにビジネスシーンで困らないためのオシャレな考え方をご紹介いたします($・・)/~~~
どんな時、敬語を使う?
- 年配の人と話すとき
- 仕事をしているとき
- 上司と話すとき
- 他人と話すとき
- 偉そうな人と話すとき
- お弁当のあたためをお願いするとき
- 尊敬する人に何か言う時
⇒
公私問わず様々な場面で日常的に使用しているのではないでしょうか。
Wikipediaさんによると
敬語とは
主体(書き手、話し手など)とその相手(読み手、聞き手)やその話題中の人物との社会的関係との態度を現す言語表現である。
昔から日本では
「~で候」
「~でござる」
などと使われてきているのは何となく知っていると思います。
敬語が意味する役割を改めて考えてみましょう。
敬語の役割って?
立場や役割の違い、年齢や経験の違いなどに基づく「敬い」「へりくだり」を意味しています。
つまり、言葉を用いる人の、
相手
周囲の人
その場の状況
についての気持ちを表現する言語表現として重要な役割を果たしています。
その為
話し手が意図するかに関わらず、その敬語の表現する人間関係が言葉となって表現されていきます。
なので、敬語をどのように用いると、用いた時とは異なる人間関係が表現されることになるかということを意識していく必要があるということです。
敬語を用いる為に必要なことって?
- 人間関係や状況をどのようにとらえているか把握すること
- 敬語の誤用や過不足は避ける
1のような見えない関係を把握することに
障害特性上難しい方や困難な方はいるかもしれません。
また、使うとなったときに誤用してしまうと自分が思う形とは別な捉え方をされてしまうので
上記の2つの考え方がコンセプトとしてとても大切だと思います。
敬語の種類
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
に大きく大別できますが、今だと
- 尊敬語
- 謙譲語ⅰ
- 謙譲語ⅱ
- 丁寧語
- 美化語
の5つに分けられているそうです。
謙譲語が2つに分けられ
丁寧語が2つに分けられ、美化語ができているという形に
驚きです。
さらっとだけそれぞれについて説明します。
尊敬語⇒相手を立てる時につかう
謙譲語⇒自分がへりくだるときにつかう
丁寧語⇒話し手の丁寧な気持ちを直接表現する
美化語⇒表現の上品さ、美しさの水準を上げる
服装のセンス≒言葉遣いのセンス
オシャレと言葉遣いもリンクしていて
服装のセンスが良い人ってどんな人だろうと考えてみると・・・
- 洋服や生地についての知識が豊富
- 経験を重ねていった結果?
- 天性の素質?
なんて考えるのだけれども
服装のセンスの良い人は
※ビジネスシーンを想定して考えると…
場の雰囲気や会う相手への配慮を考えている
つまり、
TPO(時と場所と機会)に合わせたセンスを持っているということ
だと考えられます。
言葉づかいのセンスも同様で
どの場面でどのようないい方をするのか、センスが問われるということ。
話す場の雰囲気や話す相手、話す内容によって言葉づかいを工夫する姿勢が
言葉づかいのスキルを磨くことに繋がっていきます。
言葉のセンスがある人は
- 言葉の引き出しが多い
- TPOを肌で感じ、適切な状況判断ができる
- 判断に応じて引き出しから言葉を持ってこれる
ことにつながるのではないでしょうか(*´ω`*)
ぜひ頭で思い浮かべてほしいのですが
- 敬語が不要な間柄
- 丁寧に言う間柄
- 更に丁寧に言う間柄
を想像してみてくださいませ。
状況別敬語を覚えておこう
状況が分かっても引っ張ってくる言葉が出てこなければ
そこで終わってしまうので
状況別の敬語をご紹介しますね。
待ってもらうとき
- こちらで少々お待ちくださいませ
- こちらにおかけになってお待ちくださいませ
- ○分ほどで担当者がまいります。お待ちくださいませ
頼むとき
- 恐れ入りますが・・・願えませんでしょうか
- 恐れ入りますが・・・お願いいたします
引き受けるとき
- はい、かしこまりました
- はい、承知いたしました
来客のとき
- お忙しい中をお越しいただき、ありがとうございました
- お足元の悪い中をお越しいただき、ありがとうございました
- お寒い(お暑い)中をお越しいただき、ありがとうございます
要件を聞くとき
- ご用件を承ります
- どのようなご用件でしょうか
- ご用件は承りましたでしょうか
尋ねるとき
- お差し支えなければ
- お尋ねしたいことがあるのですが
- うかがいたいことがあるのですが
依頼するとき
- 恐れ入りますが…
- 恐縮でございますが…
- お手数をおかけいたしますが…
- ご迷惑をおかけいたしますが…
- ご面倒でなければ…
- お時間がありましたら…
- ご都合がよろしければ…
詫びるとき・断るとき
- あいにくでございますが
- せっかくでございますが
- 大変残念でございますが
- 申し訳ございませんが
- お忙しいところ申し訳ございませんが
- お手数をおかけし申し訳ございませんが
- お役に立てず申し訳ございませんが
まとめ
上手く使いこなして、他者と良好な関係を築いていけるようになるといいですね!
よりよい敬語の自己表現をしていくためには
状況を的確に把握する力、相手の気持ちを察知する力が必要だなぁと改めて感じるところでございます。
発達障害をお持ちの方、曖昧な空気感を察知するのが苦手だと
なかなか自分で対処していくことも難しいこともあるかと思いますが
一緒に解決や対処していきながら、学んでいけると思います。
とはいうものの、敬語はマニュアルではなく、「自己表現」の一つなので
その共同体の場でうまいこと使えれば「この人、しっかりしているね♪」などと思われ、好印象を抱いてもらえるでしょうし
円滑な人間関係を築きやすくなるのではないでしょうか。
敬語の引き出しを増やすことで、その状況にふさわしい言動ができるように
普段から練習、意識的に考えていく時間を持ってみてもいいかもしれませんね。
一緒に困り感に対してアプローチできること考えていきましょう!!!!
それでは、また!!!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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