平成の次は「令和」ですね。
4月より就職が決まったメンバーさんの就職体験記になります。
1.就労・自立支援ひらくに通所し、就職をしようと思った理由
次の会社では長い期間働き続けたい。そのためには就労移行支援のサービスを利用して、働く準備を整えよう!そんな理由で就労・自立支援ひらくに通所を始め、就職をしようと思いました。
ひらくに通所する前は、病気のため短期間での離職を繰り返していました。
職歴には自信がないけれど、自分に合う職場さえ見つけることができれば組織に貢献する自信はありました。ひらくでアドバイスを受けながら就職に向かって頑張ろうと決め、通所を開始しました。
2.公務員試験を受けた理由、ひらくのサポート内容
私は平成31年2月に実施された障害者国家公務員選考試験を受験し、筆記試験と面接を経て内定をいただきました。
平成30年12月から勉強を始めて、ひらくでも毎日試験に向けて勉強しました。
これまで公務員を目指したことはなかったため、公務員試験独特の問題に苦戦しましたが、分からない問題はひらくの職員に質問して解決することができました。
筆記試験では択一式の問題に加えて、作文試験がありました。
そのため、作文を実際に書いて職員に添削してもらい、フィードバックを受けることができました。
そのおかげで本番でも自分の意見を書くことができたと思います。
3.民間企業の就活について
民間の企業には20社ほど応募しました。1社は辞退しましたが、その他は全て不採用と厳しい結果でした。
冒頭にも書きましたが、一番のネックは職歴だと思います。書類選考を通過することができたのは1社のみでした。
私は精神障害者保健福祉手帳を取得しており、いわゆる「障害者枠」での就職活動をしていました。
就活を始める前は、「障害者枠の採用だから、競争相手は多くないだろう」と正直甘く見ていました。
実際は書類選考で次々と不採用になり、かなり凹みました。
世間では売り手市場などと言われていますが、大企業や条件の良い企業には求職者が殺到します。
その中から、面接で会いたいと思ってもらうためにはどうしたら良いのかということを考えました(なかなか結果は出ませんでしたが・・・)。
職歴に自信がない場合は、その分自己PRや志望動機を充実させることが重要だと思います。
少しでも自分の魅力を文章で伝えるということが必要だと感じました。
4.事業所での訓練内容
私は平成30年3月に訓練を始めて、2か月ほどはパソコン訓練を中心に行いました。
Word,Excel,PowerPointのテキストを使用して、分からないところは職員に聞きながら進めました。
5月頃から就職活動を始めて、「ナビゲーションブック」という自分自身の障害特性について説明するための書類作成をしました。
このとき、自分自身の障害について改めて見つめ直すことができました。
実際に求人に応募をする際には履歴書・職務経歴書が必要となるため、その準備は職員に添削してもらいながら進めることができました。
「企業が書類を受け取ったときどんな印象を持つのか」という視点でアドバイスを頂けたのでとても参考になりました。
就職活動の合間に、コミュニケーション講座やビジネスマナー講座、クイズ大会などの時間もあったのでリフレッシュしながら就職活動を進めることができました。
5.ひらくでの思い出
土曜日に行われるランチ企画が思い出に残っています。
事業所周辺のお店のランチをメンバーと職員で食べに行くのですが、ひらくから500円補助が出るので格安で食事をすることができました。
自分1人では行きにくいお店でも、皆さんと一緒に行くことができてとても楽しかったです。
6.就職活動を行う中で大変だったこと・就職活動をしている方へのアドバイス
重複してしまいますが、やはり書類選考に通過することができなかったことです。
唯一、書類選考から面接に進むことができた企業では、事前に会社に伺い会社見学と質疑応答の時間を設けていただきました。
人事担当の方と接点をもつことができ、事前面接のような形になったのかなと思います。
そのため、実際に応募する前に職場見学や実習は可能か問い合わせてみることをオススメします。
就職活動は思ったより時間がかかり、体力や気力を使います。
気持ちにゆとりを持って就活に臨むのが良いかと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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この記事を書いたのは
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