就労移行支援ひらくでは、昨今の状況ではあるものの、
4月は講座やイベントが、かつてないほど、目白押しだったのですが
少人数での講座となっております。
今週は、通所されている方は
・電話応対トレーニング
・リーディングタイム
・ほっと一息ビジネスマナー講座
実施しています。
少人数ではありましたが、すごく活気がある印象を受けました。
リーディングタイムって何?と思う方、
何やら、コントをしていたような、
なりきって何かをしていたような盛り上がりでした。
いずれブログでも詳しくご紹介していければと思っております。
ということで、読むだけで働く心構えが身に付けばいいな、
自宅での肥やしになっていただければシリーズです。
以前のほっと一息ビジネスマナー講座にて取り扱った題材回顧シリーズです。
とっさのコミュニケーション力
とっさのコミュニケーション力とは
働く場面において
とっさに会話しなくてはならないときに限って、頭の中がショートしている
上手く言葉が出てこなくて、硬直×30…なんてことある方いるかもしれません。
(私は数十回あります)
とっさにその状況を突破できる力、場をしのぐ方法があると、少しそうなってしまう不安からコンディションを崩してしまうことは少なるような
つまり、活力が湧いて、自信にもつながります。
そして、長期的に活躍できる人材へと!翼が広がります。
翼を与えるレッ〇ブルです。
とっさのコミュニケーションを求められる場面
・大勢の人前での発表
・入社した際の全員の前でのあいさつ
・初対面の人と急に話す際
・企業面接や企業見学の実施している時
・急に無茶ぶりされた時
・恋人とデートで話す時
・電話で返事をしないとならない時
・質問されてその質問に答えなければならない時
・予想外のことで判断がつかない時
・実習で作業を進めている時
これ以外にも数多くあるものだと思います。
とっさのコミュニケーション力を高めるには?
①とっさの場面を数多く経験する
習うより慣れろ精神で、根性論だと思いますが経験を積むことで慣れると思います。
アクティブに挑戦、失敗を怖れずに取り組む姿勢が大事です。
②結論から話す癖を作る
「どのように答えたよいか」という不安があらゆる角度からやってきて、言葉に詰まることも多いと思います。
相手が求めていることを的確に答える為にストレートに結論から伝えることで余計な心労は少ない。
③言葉にする練習をする
頭の中では言いたいことはわかっているのだけれども、
それがうまく口から言葉として出てこない。
頭の中のイメージが言葉として変換できない時に焦りが生じてきてしまい
伝えられない状況になることもあると思います。
普段の練習として
思っていることを言葉にする。
とっさに相手が聞いたことに対して早めに言葉にしてみる。
相手が話していることに対して、自分に聞かれていることではなくとも
自分だったら、どのように答えるのか考えてみても面白いかもしれません。
講座では、実際にとっさのコミュニケーション演習を行いました。
スピード感ありまくりでメンバーの方は焦る様子は見受けられましたが
一生懸命取り組まれていました。
それでは一つだけ、実際の働く場面を想定して問題を出します。
とっさにどのようにあなたなら判断するか、考えてみてください。
【就労場面】問題:あなたならどうする
・会議資料の作成
あなたは資料を作成するにあたり、先輩方に相談してみたものの、人によって言うことが違います。
【詳細情報】
W上司から、A社で合同で開く会議の資料づくりを依頼された。不安な顔をしていると「大丈夫だよ、作成の為のデータは揃っているし、必要なら私や先輩方に相談してくれればいいのだよ。学習のチャンスだと思って気楽にやってちょうだいな」とのこと。
自分でもなんとなくであるができそうな気がしてきたので、まずは職場の先輩方に「どんな資料を作ればよいか」を聞いて回ることから始めることにした。
ところが!びっくりしたことに、諸先輩方の言うことがそれぞれに違う。中には、全く逆のことを言われることもあった。やばい、なんだこれは…
このままでは、ある先輩の意見を取り入れると、他の先輩の意見を無視したことになってしまう。
あなたならどうしますか?
あなたが考える対応の仕方とその理由を答えてください。
メンバーさんにも出しましたが、
様々意見を発表されていました。
このケースで大事にすべき観点を以下に記載します。
とっさの場面で模範的な考え方
①自分なりに考えてみること
ただ「どんな会議資料をつくればよいですか?」より「自分はこう考えているのですが、アドバイスがあったら教えてほしい」と聞く方が、相談を受ける先輩も適切な対応ができると思います。
ただ相談するところまでは素晴らしいと思いますが、自分なりの意見を持っておくことを心がけるとまた結果が変わってくるかもしれません。
②目的や状況をよく確認しておくこと
いくら自分的に素晴らしい、完璧だと思う資料を作成できたとしても、その資料を活用する目的に合っていなければ意味がありません。
仕事を受けるときには、仕事の目的やその仕事がどのように活用されていくのかビジョンを明確にしておくことで、必要なことがわかってくることが多いです。
確認していきましょう。
③どうしても困ったら、上司の判断を仰ぐこと
悩み、考えることは非常に大切なこと。組織で仕事をしている以上は依頼された仕事は納期までに遂行するべきです。どうしても困ってしまったら、手遅れにならないよう、仕事の発注者である上司に相談しましょう。
④先輩への報告は忘れずに
たとえ先輩の意見を取り入れなかったとしても、相談に乗ってもらったのであれば結果を報告するようにしましょう。しっかり考えをお伝えすれば、きっと先輩も理解してくれるはずです。
それでは、上記を押さえ、望ましい対応方法を考えてみます。
例答)
会議の目的や場面設定、資料は何の為に作るのかの把握を行う。
そして自分でどうすればよいかまず考える。
自分の意見、医師を持った上で確認・相談を行う。
どうしようもなくなったら手遅れになる前に上司に相談を行う。
終わった後の報告も忘れない。
まとめ
何かの肥やしにはなりましたか?
就労移行支援ひらくでは、働き抜くための仕事に対する考え方や取り組み方などを知っていきながら、
自分がより働きやすい働き方を目指して、準備を行っています。
具体的な場面を想定して、自らの働きやすさにつなげていく。
なぜやるのか。
それが自分にとってメリットしかないからです!
自分のメリットになるということは雇う企業側にもメリットがあるということです。
自分自身で少し考え方や取り組み方を工夫するだけで世界が変わってくると思います。
こんな時期ですけれども、
ともに励まし合いながら、乗り越えていきましょう。
いつでも門をたたいてみてください。
職員一同、ご連絡お待ちしております。
それではまた。
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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