就労移行支援ひらくで行う、ほっと一息ビジネスマナー講座で先日実施した内容をご紹介します。
ほっと一息ビジネスマナーは
ほっと一息つきながら、学校では教わらない、職場でも教えてくれないビジネススキルを身に付ける講座になっております‼
昨日は9名参加いただいておりいま、勢いのある講座…でございます!!
相手の話を聞く?自分から話す?どちらが多いの?
職場の人間関係が悪い
うまくコミュニケーションが取れない
人間関係が原因で体調を崩す
ビジネスシーンで、上記の悩みをお持ちの方が多いです。
理由を聞くと
・うまく相手に話しかけることができない
・何を話したらよいかわからない
・どのように声がけしたらよいかわからない
・怖い
など言われる方が多く見られます。
自分が主体的にアクションを行うことは大事ですが
これだけは言えることがあります。
入社してからは
自分から話すよりも聞くことの方が圧倒的に多いことです。
話を聞くということからリズムが狂い
話しかけにくい、うまくコミュニケーションが取れない現象に陥ってしまう
話をうまく聞くことで相手とのコミュニケーションがうまく進み
自分から話しかけやすい状況や環境を作ることができます。
とはいえ、主体的に話しかけることは報告連絡相談において大事ですが
まず最初は聞くこと、聞く技術を身に付けることが
主体的に話すことに結果的につながってきます。
入社したてで自分から話しかけること、話を聞くこと、どちらが多いかというと
まず教えてもらうことから始まります。
ということは教えてもらう=話を聞くことです。
そこで相手との関係を構築する為に傾聴力、聞く力を身に付けていくことはとても大切なのではないでしょうか。
という、前置きをつらつらと書いてしまいましたが、
今回の題材が
相槌
でございます。
相槌 あいづち アイヅチ AIZUCHI
なんかもう、ここでサムガリはここで終わったような達成感があります。
それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひら
おっとっと!
終わるところでした。
相手との関係を築く為に、大切な相槌についてご紹介していきたいと思います。
相槌って何?
人の話を聞きながら、同意・同感のしるしにうなづく。人の調子に合わせる。
ネット調べより
語源を調べてみると面白い…
もともと刀鍛冶で刀を鍛える時にメインの人が槌(ハンマー)を打つ合間に助手が槌(ハンマー)を打つことを相槌となどと言ったことからだそうです。
相ハンマーですね!
相槌の意味とメリットとは?
相手のペースに合わせて会話を広げていく
相手が話しやすくなる、話が弾む
会話のリズムを作ることができる
話を聞いておりますよ~と相手に直接語りかけるわけではなく、相槌を取り入れることで間接的に伝えることができます。
自分の話をちゃんと聞いてくれていると思う相手は、
もっと教えてあげよう、もっと伝えたいと気にかけてくれる可能性が上がります。
自分の話をちゃんと聞いてくれていると思う相手は
その人に対して良い印象を持ってくれる可能性がすごく高まります。
逆に相手の相槌がない場合は
あまり腑に落ちていないのかなぁと思ってしまい
どこまで説明が入ったかどうかも悩み、少し、やりづらいなぁと思ってしまう可能性があります。
そこで!
就労移行支援ひらくのメンバーさんはどのように相槌を心がけているのか参加者一人一人に聞いてみました。
相槌のコツ
・まずしっかり理解しようと思って聞く
・会話のリズムを乱さない
・相手の呼吸を読んで切れ間にするようにしている
・おおげさな相槌をする人は苦手なので適宜するように意識している
・相槌も一辺倒にならないように相手の言葉を繰り返して相槌を打つようにすることもある
・相手の言っていることをまとめたことを伝える
・相手のテンションに合わせる
・特に意識はしていなかった
意識されていることもそれぞれ皆さんお持ちでとても参考になる意見交換の時間でした。
そして、
サムガリより、これは相槌としては厳しいよねという例もご紹介しました。
これはNG相槌~あいづち~
①極度ににらみつけながら聞く
⇒怖いですね
②うなづき声がばりでかい
⇒びっくりします
③必要以上のオーバーリアクション
⇒びっくりします
④完全なる無反応
⇒聞こえているのか心配になります。
⑤繰り返すだけのロボット状態
⇒聞こえているのか心配になります。
⑥なんか悲しそう
⇒逆に話を聞いてあげないとと思ってしまいます・
じゃあどうすればよいの?
どのような相槌をすればよいかという話ですが
相槌の仕方
・うなづき
言っていることを受け止める相槌
これが一番多いですよね。
・表情
・首を横に振る
・言語的な相槌
⇒
「はい」「ええ」「うん」
ビジネスシーンにおいては「はい」が一番フォーマルな言葉です。
「ええ」もフォーマル寄りですね。
「うん」は少し砕けた印象にあたるので目上の人にはあまり使わないようにしましょう。
語彙を増やすなら
さすが、信じられない、すごい、センスある、そうなんだ
など、返し言葉の語彙を増やせるとさらにいいですよね(‘◇’)ゞ
まとめ
相槌について触れていきましたが
テクニックや意識することなど述べてきましたが
前提として大切なことは「相手の話を理解しようとすること」です
働いて入社してまずは「聞き」のターンが多くなると思います。
その時にしっかりと聞く姿勢を持って聞いたのなら
仕事の理解も早くなるでしょうし、相手との円滑なやり取りが可能になるはずです。そして楽しくなってくる。
その先の自分から発信することもやりやすくなってくるはずです。
自分にも得あり、相手にも得あり、
メリットのループでどんどん働きやすさを手に入れていき
健やかな就労の継続を目指していけるのではないでしょうか。
普段からひらくの訓練の中でも意識して、実践していく。
改めて考えを深めていくことが大切になってくるのかなぁと思います。
一つ一つ学び、慣れていくこと
今悩んでいることは
知らないことだからわからないだけ、なのかもしれません。
ひらくでは生活支援の中で、個別の面談の中で、そして
実際の講座などで、お伝えしていきながら
新しい発見を促し、
あなた自身の働きやすさを作っていきます。
これを読んで、少し一理あるかなぁ、うむうむと思った方
参考になった方
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。拙い文で恐縮でした。
それでも発信して
少しでも、悩んでいる方、迷われている方にとって何かの発見、励み、気付きになれば幸いです。
最後に、自信を持ってお伝えします!
就労移行支援ひらくでの期間は間違いなく一生涯で一番
あなたの就労の事を考えて貰える期間になります
お気軽にご連絡、お問合せお待ちしております( `ー´)ノ
それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
〒980-0801
宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18
ノースコアビル6F
☎022-725-7224