【公務員】就労・自立支援ひらくのメンバーさんの就職体験記

 

4月から就職されたメンバーさんの就職体験記です!

 

 

①就職しようと思った理由

以前は障がい者雇用で一般事務をしていました。

社内の雰囲気もよい会社だったのですが、

勤務地は車を使って1時間以上はかかるところで、

自分の年齢や今後の健康状態を考えていくと不安もあったので転職を決意。

その頃テレビの番組で「これからは、障がい者の就労もIT分野が主流になっていく」という内容を見て、

そっちの方面にも関心が湧き、そのノウハウを学ぼうと考え、

まずはプログラミングなどを学べる就労支援センターに行って、

そのノウハウや業界の動向がどういったものかを得ようと考え「就労・自立支援ひらく」に通うこととしました。

 

②職種や会社を選んだ理由

「就労・自立支援ひらく」に通い始めたうちは、ホームページの制作やDTPによるチラシづくりなどをしていましたが、

自分の適正とは違うような気もあり、またここでプログラミングの知識をマスターしても、果たして就職に結びつくかは疑問でした。

そのように暗中模索をしていた時、スタッフの方が「今度障がい者限定の国家公務員試験があるから受けてみないか」とお声がけをいただき、

これまで自分が経験してきた仕事に一番近そうな省庁への合格を目指しました。

 

③就職活動を行う中で大変だったこと

「障がい者向け国家公務員試験」は、これまで平成30年と令和元年の二回行われています。

募集できる年齢は18歳~59歳まで。

いずれも健常者の試験と同様、「一次筆記試験」を行い、

この試験の通過者のみが、各省庁の「二次面接試験」に進むことができ、

最終的な採用が決まる流れになっています。

私は第1回目で筆記試験は合格したものの、二次の面接試験で不合格でした。

この時点ですでに通所して9か月くらい。

そろそろ失業手当が打ち切られる時期ということもあって、

作業系での就労も考えていました。

そんな折、就労・自立支援ひらくのスタッフの方から、

「第2回目の試験もあるので受けてみたら」と勧められました。

第1回目の面接でのトラウマから、あまり乗り気ではなかったものの、

何かの縁だと思ってチャレンジしたところ、合格・採用となりました。

 

④就労・自立支援ひらくでの訓練内容

最初はホームページ制作のスキル、HTMLやPHPをメインとした学習に取り組んでいましたが、

就労先が具体的になってくるにつれ、オフィス系ソフトのWordやExcel、PowerPoint、一太郎やA-TOKなどを訓練するようになりました。

Excelもデータ入力だけでなく、様々な関数を使ったデータづくり、

さらにそれを発展させたマクロやVBAなどの学習も進めました。

就職にあたっての対策は書類作成と面接対策です。

自分の場合、転職回数が多く、職種の一貫性もありません。

これはマイナス評価になりやすいのですが、

かといって経歴の詐称はできません。

そのあたりの経緯を自分の障がいなどを交えながら、

どう伝えていくかをスタッフの方のアドバイスを参考にまとめました。

そして、この履歴書や職務経歴書を元に面接練習。

書類上ではいいことが書いてあっても、それを口頭でどう伝え、相手に納得してもらえるか、です。

特に公務員試験では、テーブルに何人かの面接官が並び様々な質問をぶつけてきます。

その雰囲気に呑まれることなく、やり取りを一つ一つ正確にこなしていくための「度胸」や「対応力」、

そして自分自身では見落としがちな「喋る速度」や「喋り方の癖」を客観的に見つめなおすことができ、

面接の本番で活かすことができたように思います。

 

⑤就労・自立支援ひらくでの思い出

私はいくつかの就労支援事業所で体験した結果、「就労・自立支援ひらく」を選びました。

その決め手となったのは、他の就労移行支援と比べて「にぎやかな環境」であったことでした。

個人的な考えですが、事業所の環境が「居心地がよすぎる」と、本来の目的である「早期の就労」の妨げになってしまう。

短期間で必要なスキルを身に着け、次の仕事に向過ぎ付けなければ、というのが当初からの考えで、

そういう点からも「就労・自立支援ひらく」は自分の望んでいた環境でした。

ただ実際に通い始めると、実は自分とほぼ同年齢のスタッフの方が親身になって相談に乗ってくれたり、

休憩時や昼休み、あるいは月1回行われる食事会などでメンバーの人たちと交わす世間話などを通じて、

日ごろのストレス解消に役立ったりという面もあり、最初とは裏腹に

「居心地のいい環境」に居ついてしまったような気がします。

 

⑥就職活動をしている方へのアドバイス

私は年齢がほぼシニア世代にあたります。

健常者でもこの世代での就職は大変だと思います。

特にシニア世代の場合は、今までの経験すら通用せず、全く違う仕事で一から出直さなくてはならない、というケースも多いでしょう。

私は試験に巡り合ったことで就労の目途が立ちました。

ただこれも「たまたま運よく」という結果ではありません。

障がい者就労の情報が得やすく、その為のサポートをしっかりしてくれる就労移行支援事業所に出会えたから実現できたのだと思います。

個人でも就労の為の情報収集はできるし、

自分にふさわしい職種と待遇の仕事に出会えるかもしれません。

ただ本当にその会社仕事の情報が「正しい」とか、本当にその仕事を選んで悔いはないのか、ということはあります。

そういった時はやはり客観的に判断や評価をしてくれる人、

そこまでしなくとも、自分の考えをまとめる為に、自分の話を聞いてくれる人がいた方が、判断をより確かなものにできます。

また就労後の話を聞いてくれる人がいた方が判断をより確かなものにできます。

また就労後のフォローも「定着支援」という形で、企業とあなたの間に立って仲介してくれるので

「就労・自立支援ひらく」のような就労移行支援のシステムを利用した方が、後々の安心にもつながるでしょう。

 

 

 

 

この記事を書いたのは

内容:ひらくのメンバーさん 校正/編集 支援員:サムガリ

就労・自立支援ひらく

〒980-0801

宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18

ノースコアビル6F

☎022-725-7224

 

充実した生活を送れることを祈っております。

頑張ってください!!

ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市の精神・発達障害の仕事・働くの就労を支援する事業所です。まずは事業所に通所する通勤訓練から、生活面の悩みや相談、対人、ビジネスマナーと並行して、座り仕事=パソコンで仕事した方を支援致します。特徴としては「ホームページ制作」を仕事にするWEB系カリキュラムとしてHTML・CSS・SASSの本格的に学べます。そして「アプリ開発」や「アンドロイド開発」のエンジニアを目指す「プログラミング」カリキュラムをJavaが得意な元エンジニアが講師致します。パソコンを使う障害者雇用を目指す方にお勧めです。