就労移行支援ひらくでは、現在、在宅訓練と、通所訓練の方が半々の比率で本日もやっています。
そして体験、見学は対策を講じながら、通常通り対応しております。
5月中に事態も収まり、メンバーさん全員と顔合わせできることを夢見ております!
ということで、
障がいをお持ちの方も、お持ちでない方も、
これは障がい特性なのか、自分の性格なのか堂々巡りすることはありませんか、
実は私もあります。
ステイホームしながら、ゴールデンウィークに悶々と自分の特徴についてひたすら考えていました。
需要の有無は度外視として、一つだけ紹介とその考察をしていきたいと思います。
本屋さんにいくと、なぜか、トイレに行きたくなる
本屋さんに行くと決まって、トイレに行きたくなります。
最初はたまたまなのかなと思っておりましたが、
ここ最近、気づき始めました。
「なんか大体そうなるよな…」と思っていました。
振り返ってみるとそ頻度が多いことに気づきました。
その為、策を講じました。
似ている環境では同様の症状は出てくるのか
古本屋、レンタルDVD屋、リサイクルショップなどの記憶をさかのぼってみると
同様にトイレに行きたくなっていた、そんな気がしています。
そうなるときもありますし、もちろん、そうならないときもあるのですが、
そうなるときがなんとなく多いような気がしています。
一体何が原因なのであろうか…私は困惑とまではいかないが、
神秘的なものを感じずにはいられませんでした。
デメリットとメリットを考えてみた
デメリット
・目的のものを探すことの障壁となりうる
・行ったらそうなるのではないか、という不安感から生じるストレス
・急いで探す時に時間がかかる
・トイレがないところだと絶望する
ストレスもそこまで大きいものではないですが、いろいろ弊害はあるのかなとも思いました。
対しての、メリットも考えてみました。
メリット
・便秘の改善
複数浮かぶかと思ったら、1個しか思い浮かびませんでした。
買い物に行くことが目的なのに、その目的をはき違えてしまうメリットですね…
これが自分にとって悪いことだと思っていても、
何事も裏を返せばメリットにつながる部分ってあると思います。
短所は長所の裏返し、リフレーミングできますよね。
それでは、原因って何なのでしょう…
「本屋 行く 便意」でGoogle検索してみました。
手がかりがありました。
青木まりこ現象っていうらしい
青木まりこ現象(あおきまりこげんしょう)とは、書店に足を運んだ際に突如こみあげる便意に対して与えられた呼称である。この呼称は、1985年にこの現象について言及した女性の名に由来する。書店で便意が引き起こされる具体的な原因については、渋谷昌三によると2014年の時点でまだはっきりとしたことはわかっていないという。そもそもこのような奇妙な現象が本当に存在するかどうか懐疑的な意見もあり、一種の都市伝説として語られることもあるが、一方で生理学や心理学の知見をもってこの現象のメカニズムを解明しようと試みる識者もいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ありました。
ただ、医学的な根拠も少なく、一種の都市伝説として語られることもあるそうですね。
調べてみて、自分だけではないんだ、と少し安心しました。
共感してくれる方がいるだけでも心強いというか、なんというか。
自分が思う原因を考えてみました。
① 書店特有の本の匂いが腸を刺激している
②本に囲まれた落ち着く雰囲気が、リラックス効果を生む
③見えない何かが刺激している
ネットでさらに調べてみました。
真偽は定かではありませんが、
9つ位要因があるかもしれないという感じです。
本屋でトイレに行きたくなる9つの理由
https://matome.naver.jp/odai/2135259637653379801
①本を見ることは人をリラックスさせ、トイレに行きたくなる欲求の引き金になる説
②紙、インクの臭いが便意を誘うという説
③狭い空間にじっとしていることが便意を誘うという説
④本屋で本を手にとりマブタを伏せて読むとスイッチが切れ、緊張がほどけ便意を催す説
⑤「好きな本を探せる」という環境下で精神がリラックスし、それによって便意が促される
⑥本屋に入るとトイレに行けないというプレッシャーが発生し、このプレッシャーが結果として便意を催すことにつながる
⑦膨大な量の活字に囲まれ、この中から目指す本を探さなければというプレッシャーが、腸に敏感に影響を与えている
⑧「本が沢山ある中から読みたい本を探そうとする」本来は至福であるはずの行為に対し、体が「便意を催す」ことで抵抗する
⑨本の匂いがトイレットペーパーを連想させ、それで便意がもよおされる
本当に種々様々な論が展開されています。
何気ないことも先人たちは研究しているんだと圧倒されました。
私は結構匂いなどから発される何かと、その本に囲まれている状況が複合的に作用して影響しているのではないかとやっぱりしみじみ思います。
原因があれば、改善できるかもしれないけれど、
自分の特徴として、知っているだけでも十分な気がしたのと
調査を通して、いざという時の自分のリスクヘッジができるなぁと思いました。
まとめ
今回議題にあげさせていただきました、青木まりこ現象ですが
これも一つの自分の特徴なのだと思います。
障がいに限って捉えてみますが、
同じ障がいでも、特性を掘り下げてみてみると全く三者三様です。
自分の特徴を知るためには、調べることも確かに必要ですが、
その前に、自分の特徴の傾向はこれまで経験の中に眠っています。
経験則の中で、これまであった出来事や特徴があったことについて
自分はどうなのか、詳細について深く記憶をたどってみることはすごく
これから先に自分の特徴と付き合っていくために大切なことだと思います。
それでもって調べてみると、こんな特徴もあるのか、要因があるのかと
経験と調べたことがかみ合うとより自分のことがわかってくるような気がします。
自分だけの特徴をどのように捉えるのか、どう付き合っていくのか
どう対処していくのか、考えて実践していくこと
障がいのあるなしにかかわらず、人は知らず知らずのうちにやっているものと思います。
上手く、まとめようとしている感がすごく出ていますが、
自分を知る、特徴を知るということはとても大切です。
就労・自立支援ひらくは、障がいのある方が通所される仙台市の就労移行支援事業所です。
自分の障がいの特性、特徴を捉える為の自己分析、第三者に紹介する為の
自己紹介シート(ナビゲーションブック)の作成なども進めています。
自分と向き合うことはすごく体力の使うことですし、嫌な思い出もある人もいると思います。
温故知新という言葉がありますが、古きを知り、新しきを知る。
自分のこれまでを知り、これからの自分を作っていけるものと思います。
自分が働く場面でも生きやすくなる、プライベートも充実する為に一緒に目標に向かって頑張っていきましょう。
そして私のこの青木まりこ現象に共感された方いれば、ぜひお声がけください。
取り留めのない内容で恐縮です。
それでは、また!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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