働きアリと働かない蟻の話
小さい頃、良く蟻の巣を観察していたのを覚えています。
たくさんのアリがいる中で、どのような役割分担で、巣を営んでいるのか
不思議に思ったことがあります。
女王蟻がいるのはわかっていたけれど、
みんな働いているのだろうか?そう思った時、調べてみると意外な結果がわかりました。
就労移行支援ひらくでの「ほっと一息ビジネスマナー」にてメンバーさんと語り合ったのですが、少しだけご紹介しますね
これは経済学の世界では「働きアリの法則」もしくは「パレートの法則」とも呼ばれています。 ちなみに、一生懸命働いている2割の働きアリが「全体の8割の食料を集めてくる」といいます。 残り8割のアリは何をしているのかというと、6割は普通に働き、さらに2割のアリは何もしていないといいます。
結論は上記のリンクで見られますのでご参考にしてください。
働き蟻さんと働かない蟻さん
働き蟻しかいない巣と、働かない蟻しかいない巣はどちらが
繁栄するのでしょうか。
働き蟻しかいない巣(現実的にはあり得ないのですが、実際あった場合)
メリット
・短期的には仕事量が多く、生産性も高い
デメリット
・やばいことが起こると手が回らなくなってしまう為、長期的なリスクに弱い
みんな余裕がない状況で、事件が起こると対応できる人員(蟻員)がいなく、困難な状況になってしまいます。
働かない蟻しかいない巣
メリット
・やばいことがあったときに手が回る。リスクに強いといえる。
デメリット
・短期的には仕事量が少ない。
つまり、余力を残している人員(蟻員)がいるかいないかで長期的な巣の運営ができなくなってしまう場合があるということです。
研究によると、働く蟻だけの巣をつくろうとしても、
必ず働かない蟻が一定割合現れることが確認されているそうです。
仕事をする上では非効率ですが、
蟻も小さい身体ながら、休憩するときは休憩し、働かない蟻も、働き蟻が疲れた時には働いている2交代制をとっているようです。
蟻の働き方から考える私たちの働き方
がむしゃらに働くだけではなく、ちゃんと組織の中で休養もとっているからこそ
効率よく仕事ができているんだということです。
短期的な成果を出していくことが目的なのか
着実に休みながらでも成果を出していき、長期的に働くことが目的なのか
後者に当てはまる方が多いのではないでしょうか。
長期的な就労を目指すのであれば、常に全力投球でバリバリ活動をしすぎずに
少し余裕がある状態で働くスタイルを築いていけると、素敵だなと思います。
まとめ
就労移行支援ひらくだけではなく、
就労移行支援事業所では
働くことではなく、
働き続けることに重きを置いて考えているところが多いと思います。
ありえないことでしょうか、いえ、ありえます。
蟻えるとおもいます!
「働くこと」だけではなく、「働き続けるためには」を考えて、
長期的な就労を目指していきましょう!
就労・自立支援ひらくで
働き続ける、自分作りを進めて、素敵な未来を一緒に築いていきましょう!
いつでもご連絡お待ちしております。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!
蟻がとうございました!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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