余暇の過ごし方一つで仕事にも好影響するの!?

急に質問)

日本の年間平均労働時間は世界何位だと思いますか?

 

 

 

 

OECD統計によると、

2018年の最新版では、

日本は世界で22位(年間平均1680時間)だそうです。

多いのか少ないのかというところですが、

1位はメキシコ(年間平均2148時間)

近隣の韓国は3位(年間平均2005時間)

 

アメリカはというと…11位(年間平均1786時間)

世界平均でいうと、年間平均1734時間

日本は1680時間なので、少し世界平均より短いですね。

 

以前は世界平均より長かったのですが、

働き方改革などで、減少傾向にあるようです。

 

日本の一に当たりの平均労働時間を考えてみます。

 

1年=365日、年間平均休日=約120日

年間労働日数は365日-120日=245日

年間労働平均時間は1680時間

1680時間÷245日=6.8時間

1日あたり、平均7時間弱労働という状況ですね。

 

長いと捉えるか、短いと捉えるか、どちらでしょう。

 

目次

仕事のやりすぎは身体に毒

サービス残業

働きすぎにて交通事故に遭ってしまい、労災認定…

過労死

などなど、

社会問題としても大きく取り上げられてきました。

電○企業の女子社員の自殺など、働きすぎ、パワハラ諸々が積み重なり、

悲しい結果になってしまう。

すごく悲しいですよね。

 

もちろん、一生懸命に働くことは大切ですし、

長く働いて、企業に貢献することもすごく大事なことではありますが

それで、身体を壊す、つらい気持ちになってしまう。

企業に自分のすべてをささげることは身体にも悪影響があったりしますし

もったいないなぁと思うこともあります。

 

なので、

一生懸命働くではなく、

一所懸命に働く運動

 

頑張りすぎるな、適度に休もう運動を勝手に提唱します。

身体が健康だからこそ、質の良い仕事ができると思います。

質の良い仕事をするためには、身体が健康でなければなりません。

身体が健康になるには、仕事以外の生活の中での過ごし方、仕事中の過ごし方

いろんな観点から見直していかねばならないと考えます。

 

個人的には、プライベートが充実していると、仕事も充実してくるような気がしています。

 

心身ともに健康であれ、あってほしい!

 

 

休みの日の過ごし方ってどうしているの?

休みの日はどのように過ごしているでしょうか。

色々と聞いてみました。

寝る、テレビを観る、ネットサーフィン、趣味に打ち込む

旅行に行く、買い物に行く、勉強する、コンサートにいく

本を読む、体を鍛える、友人に会う、フラダンスをする

カフェに行く、家族とふれあう、飲みに行く、走る

ボランティアに行く、料理をする、家事をする、外食を愉しむ

映画を観る、スポーツ観戦、ゴロゴロする、ゲームをする

 

人によってさまざまあるかと思います。

該当するものはありましたでしょうか?

 

今、頭の中で自分の休みの日やっていることを想像したと思います。

 

ここで、聞いてみたいです。

「それはあなたにとって何の意味がありますか?」

 

聞いてみました。

 

休みの意味とは

・日頃の疲れをとる

・癒し

・楽しみ

・目標があるからやっている

・人生を充実させるため

・生きがい

・暇つぶし

・息抜き

 

 

人によって意味はさまざまあるのかなと思います。

皆さんはどんな意味があるのか、聞いてみたいですね…

 

 

ここでさらに質問です。

 

「あなたの休みがなかったらどうなりますか?」

 

・爆発する

・心の消失

・人間が人間としていられなくなる

・なんか泣けてくる

 

これは私の場合ですが、皆さんどうでしょうか。

爆発はしないでしょうか。

 

 

使ったエネルギーは使った分だけ休まないといけない

ここでさらに質問です

 

150のエネルギーを持っているタコワサさんがいました。

その人は今日、仕事に100のエネルギーを使いました。

明日も明後日もこれからも100のエネルギーを使わないといけません。

休んでいない場合の明日のタコワサさんのエネルギーは?

 

 

 

 

答:50

 

 

休まないとそうですよね。

 

続いてさらに質問です。

 

昨日100のエネルギーを使ってしまい、今日は50のエネルギーのタコワサさん。

今日も100のエネルギーを使います。

果たして終わった際のタコワサさんはどうなる?

 

 

 

 

答:-50

 

そうなんです。

エネルギーは使った分だけ休まないと戻ってはこず、

マイナスマイナスになってしまうと、つらい状況になってしまいます。

 

 

いやいや、

仕事は常に全力投球でしょ、そういう方もたくさんいると思いますし

やるからには、全力で従事していきたいそう思います。

 

ただそれではエネルギーは尽きてしまう、

 

なので、

必要なときに必要な分だけやり、余力を残した状態で働き続ける方法を模索していけるといいですね。

頑張るべきときに頑張る

60のエネルギーが必要な作業では、60のエネルギーを

40のエネルギーが必要な作業では40のエネルギーを

 

決して、60に対して100のエネルギーを費やす、

40に対して100のエネルギーを費やすことは防ぐようにしていきましょう。

 

 

なにが言いたいの?という話ですが

 

常に頑張らずに、頑張る時に頑張ればよい

気を抜くときには気を抜けばよい

休むときには休めばよい

 

ということを回りくどく説明させていただきました。

 

 

余暇はどのような意義を持っているの?

余暇は、人間が人間としてあるべき姿を培い、創造性や個性を育むことのできる重要な時間である。余暇の充実は精神的にも肉体的にもゆとりをもたらし、ストレスの多い社会にあって、個人が障がいにわたり心身の健康を保持していくうえで不可欠なものであり、これまでの職場中心に偏った生活行動から、個人、家庭地域とのつながりを重視するバランスのとれた配分の実現が人々の意識にあがってきた今日、余暇の充実は極めて重要な意義を持つ

「余暇充実のための基本的方策」

 

仕事は大事ともいうけれど、余暇も

人生を豊かにする一番大切な部分なのではないでしょうか。

 

とはいえ、いざ休むとなるとどうすればいいのかわからないと話す人が少なくはありません。

 

これは社会制度自体が労働中心の形で形成されており、自己実現・生涯学習への環境整備が遅れていることからも、そういった現状へとつながっている方も多いのだと思われます。

 

あらためて聞いていきたいのですが、

あなたにとっての余暇の意味と意義は一体なんでしょう。

あなたにとって有意義と思える余暇とは一体なんでしょう。

 

人それぞれ、十人十色、三者三様、違っていいのだと思います。

 

まとめ

余暇の充実は

自己実現の場

創造性、個性を育む場

心身の健康

仕事の効率UP

人生の充実

 

休むことも仕事と同じくらい大事です。

余暇を大切にするから普段の仕事も頑張れる、そんな人で世界はあってほしいな

と願います。

 

 

就労移行支援ひらくで、実施した数年前の講座でしたが

 

仕事を充実させるには仕事だけではなく、仕事以外から掘り起こされることも多いのではないかと思います。

 

障がいを持っていても、働き方は変わりません。

やりがい、充実感から心身の健康につながり、幸福感が生まれてくると思います。

 

ぜひ、素敵な未来を目指して走ったり、歩いたり時には立ち止まったりしていきましょう!

 

 

それでは、また!

 

この記事を書いたのは

支援員:サムガリ

就労・自立支援ひらく

〒980-0801

宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18

ノースコアビル6F

☎022-725-7224

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この記事を書いた人

あなたの不安・悩みを真摯に向き合い、一緒に考るのが私達です。
「ひらく」に通うと、自分以外に自分の事を考えてくれる人が圧倒的に増えます。
社会人になると自分にアドバイスしてくれる人がいなくなりますから「ひらく」に通っている2年間は非常に貴重な時間となると思います。
就職支援はもちろんですが、これからの人生が良くなるよう向き合います。
考え方→発言→行動→習慣→性格→運命が変わるきっかけになると思います。

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