10月より作業系での就職が決まったメンバー スカウターさんの就職体験記になります。
就職をしようと思った理由
前職で約10年間正社員として勤務しておりましたが、空気環境が合わず皮膚科に通院しながら仕事に従事するも、残業が多く、皮膚病が悪化しストレス過多となり退職しました。
当時は退職すべきか悩みましたが、転職しても長期勤務ができるだろうと
自信過剰、多少安易な気持ちでもありました。
その後転職するのですが職場になじめず不眠症になってしまい
短期間で自己都合により退職、この先職に就けるのだろうかと不安な日々を自宅で過ごしていました。
しかしこのままでは経済的に苦しくなってしまうと思い
気持ちを奮い立たせて何とかしなければと一念発起しました。
インターネットで検索している中、就労・自立支援ひらくを見つけていったん就職することは考えず、
ひらくにお世話になりながら再出発しようという気持ちになりました。
所長をはじめ、職員の方々にアドバイスをいただき体調を崩さずに3ヵ月ほぼ毎日通所できました。
自信がついてきたので今度は障害者枠で職場に定着できるよう頑張らなければとハローワークに相談に行ったり毎日ネット検索して新着がないかと行動できるようになりました。
日々生活している中で漠然とした不安はありますが、定着支援があるので
いつでも相談できる場所があると思えば心強く何とかなる精神で乗り越えられるとも思えるようになりました。
職種や会社を選んだ理由
求人票を拝見し、正社員で募集しており体力に自信のある方歓迎と表記しているところに目が留まり、自分に向いている職種ではと早速応募に至りました。
応募した企業で見学と実習をさせていただき、自分にできそうな職種だと実感できたこと、
また面接の際、面接官の方の人柄の良さに惹かれてあまり緊張せずに質疑応答できたこと、
この職場でこの上長の下で働きたいと思い決断できました。
就労・自立支援ひらくでの訓練内容
Word、Excelの基礎学習、就職活動に向けて応募書類をWord、Excelを活用して作成、
講座で書記を担当しWordでまとめる作業
コミュニケーション講座、ビジネスマナー講座
チームワークトレーニング、事務実践トレーニング
面接練習
就労・自立支援ひらくでの思い出
自分一人ではなかなか行動できないときが多々あり、職員の方々に後押ししていただきながら学習や講座、職探しと進めていた実感があります。
また、私生活の面についても一緒に考え、悩みや知らないことがたくさんあって相談することにより解決できたこともあり援助していただきました。
土曜日のイベントにも積極的に参加し、初めてやるボードゲームがありルールを教わり、職員、利用者の方々にフォローしてもらいながら楽しむことができ、
良き思い出となりました。
就職活動を行う中で大変だったこと
希望していた企業に見学にいったのですが、コロナ禍だったこともあり、事情により会議室で口頭のみの説明で、後日企業実習も検討していただく予定でしたがなかなか連絡が来ない時期が続きました。
その間自分の障害の特性なのでしょうか。
そわそわしながら落ち着くことができず、ひらくの学習や私生活に支障をきたしてしまいました。
就職活動をしている方へのアドバイス
自分は気持ちを落ち着かせる為に、できるだけ薬に頼らずに
何か良い対処法はないかと模索し部屋で瞑想、深呼吸、お香を焚く
仮眠、天候が悪くなければ散歩などを実践。
そのようなことを実践している中で、自分の適性に合っているのではと思われる新着求人が表示され応募し採用に至りました。
自分としては正直、心が折れてしまいそうになっており適性の職場が見つかるのだろうか、この先募集があるのだろうかと自問自答している日々でした。
でも、体力が衰えないようにすること、規則正しい生活、特に起床時間や終身時間はなるべく崩さずに決まった時間に睡眠をとることを実行していたことが結果的に良い方向に繋がったのではと自負しております。
ですので私から今現在就職希望で通所されている方に伝えたいことは、不摂生な食事や不規則な生活はせず、食事・睡眠・運動という基本をしっかりして、できるだけ事業所には毎日通所して学習し、
いつでも応募できる態勢を整えていれば良い結果につながると思いますので
健康に気を付けて頑張ってください！
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この記事を書いたのは
ひらくのメンバー：スカウター さん 校正/編集：サムガリ
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