「他人から見た自分の言動を考える」
こんにちは。生活支援員 塩直です。
今回は、「他人から見た自分の言動を考えること」で、
自分の言動の良し悪を考えてみようと思います。
貴方は、これまでに相手に対して良かれとした言動で
「それ、やって欲しくなかった」
と言われたりした経験はありませんか?
自分の言動の良し悪しは、相手に言われて初めて
「あ~そうだったのか~」と気付くことがあります。
「相手の意見から自分の言動を見直す」
相手から言われた言葉で振り回されるのは良くないですが、
例えば良かれとやっていた言動が
相手から「辞めて欲しい」と言われて
「あ~そうだったのか」と思い、そこから
貴方は色々と考えることになると思います。
1、今まで「嫌だ」とは言われたことがなかった
2、「良い事をしてるんだ」と思っていたのに、なんか残念
3、「えっ?どういうこと?いつもは嫌とは言ってこないのに」
相手からの意見が自分が予想していない内容であれば、
正直びっくりしますよね。
「意見をくれた相手の気持ちを考えてみる」
どうして相手は意見を貴方に伝えるのでしょう?
1、貴方の事が嫌いだから?
2、貴方の事を思って教えてくれた?
さて、どちらなんでしょう。職場、プライベート色々な場面を想定してみましょう。
(職場)ため息
貴方のため息で憂鬱な気持ちになると相手から言われたとします。
職場であれば、ビジネスマナーとして注意をされたのかもしれません。
この場合であれば、貴方の言動が職場にふさわしくないことについて意見されたのかもしれませんね。
貴方の事を思って伝えてくれた意見だと受け取ることが前向きかもしれませんね。
(プライベート)食べる音がクチャクチャする
音を出して食べる貴方に「音を出して食べるのは行儀が悪い」
と言われたとします。相手は、貴方を嫌いで言ってきたのでしょうか?
もしそのようなお考えだとすれば、今、貴方は疲れていたり心に余裕がないのかもしれません。
音を出して食べることが、マナーとして悪い印象だと教えてくれたんですかね。
「相手が貴方に伝える意見が納得いかなかい」
納得がいかない場合には、その意見に振り回されない事です。
貴方にとって、その意見について物言いがあるとすれば
納得がいかない内容であり、無理にその意見に振り回されない事です。
「意見を自分の成長に繋げる」
相手からの意見が自分でも心当たりがあったり、
気になっていた言動であれば、考えてみることはとても前向きな行動です。
伝えられた意見が、自分の成長に繋がる意見かなと思うことがあれば、
是非、相手の意見を受け入れ自分の成長に繋げていってください。
自分の言動は、貴方の経験から行っているものばかりです。
相手からの意見は、もしかするとその相手以外の人の意見でもあるかもしれません。
「知らぬは一時の恥」
相手の意見で傷つく事があるかもしれませんが
相手からしたら貴方の言動について「教えてあげないと」
と貴方に対して真摯に向き合っているからこその言葉かもしれませんね。