仕事のやりがいは付加価値~適性に合った企業へ長期就労を目指す~

仕事やりがいは付加価値

 

文章作成道場より、「あなたの仕事のやりがい」という題材でメンバーさんに文章作成いただきました!

目次

私にとっての仕事:「生活を成り立たせる為の『手段』」

私にとって仕事とは

「貴方にとって『仕事』とは何ですか?」

「貴方が『仕事』をしてきた際、どのような時にやりがいを感じてきましたか?」

 

これまで私が現在通所している就労・自立支援ひらくや、就労支援センター、

ハローワークの職員等から幾度となくこの科白を聞いてきたような気がしました。

そして私が答える回答というものは概ね当たり障りと差し障りのないものに終始していました。

何故か。それはそのような話をする者にとって、ある種の「模範的な回答」を求めているのが「見えて」しまっている

(或いは見えてしまっていた)からであったからだと感じています。

こういった場面で私が一方的に「本音」や「本心」を吐露したところで

それが相手側にとって「共感と同意」が得られるものでなければ

私の独善的な意見として片付けられてしまうし、

何より相手側からの「支援」や「協力」が得られないのではないか、

といった不安感が常に根底として存在していたからだと思います。

 

では、「私にとっての仕事とは何か」と問われて、私が正直に答えるなら

それは「生活を成り立たせる為の手段であった」(というよりそれ以外の考えが思い浮かばなかった)

この一言に尽きると思います。

そしてそれは今後においても変わらないのではないか、とも思っています。

 

私の仕事観について

仕事観について

私が何故、仕事というものについてこのような概念を抱いてしまった理由は

様々な原因や要因がありますが、

現在の時点で述べられるとすれば、以下の通りになると思います。

  • かつて住んでいた地域で「仕事」の職種や内容が限られていた
  • 両親、家族等が「昭和的価値観」から脱却できていなかった
  • 自分自身が軽度の慢性疾患患者と発達障害者というハンディを出生時から背負ってしまった
  • 加えて精神障害も抱えることになってしまった
  • そのような状況で「仕事」を選り好みすることが出来なかった

 

といった事柄が挙げられます。

その為、地域の最低賃金に張り付いている様な仕事しか選べず、

またそういった仕事は単純労働で、労働基準法違反スレスレで、

離職率が高いものが殆どでした。

職員間のパワハラ等は日常的で、そのような仕事や職種を渡り歩いた結果

私の心の中において「仕事観」や「仕事のやりがい」というものに

ある種の「諦観」にも似た感覚を抱くようになっていました。

この概念は今現在通所している就労・自立支援ひらくにおいても、大きく変化することなく続いています。

というより、最早変わり様のないものになってしまった、と感じています。

 

「やりがい」と云う言葉の功罪

やりがい

やりがい

この言葉を多用する人達に対して「私」はこれまでの経験上で

どうしても「胡散臭さ」を感じてしまいます。

そもそも「仕事」の中に於いて「やりがい」というものが本当に重きを成すものなのか、

また「やりがい」なるものを付与され、見出せなければ人間とは働けないのか、

といった疑念も私は感じています。

「やりがい」と云う言葉には確かに輝きがありますが

同時に危うさというものも秘めていると私は感じています。

「やりがい」と云う言葉にとらわれ、そのせいで自分自身が視野狭窄に陥り

10年後、20年後の社会情勢、状況、雇用の状況、状態等を考えなくなり

時代の変化に取り残される…。

そんな事になっては本末転倒ではないでしょうか。

そういった事態に陥るリスクを回避する為に

私は仕事選びの過程に於いて、あくまでも冷静な知見を持って

「今後どのようなことがあっても人の介在が必要不可欠な仕事」を選び

「やりがい」は+αとして考えながら、今後の仕事選びを考えていきたいと思っています。

 

今後の為に今、何をするか

今後の為に今何をするか

今現在、私は就労・自立支援ひらくで、PCの訓練等、様々な学習を行っています。

まだ現在の時点ではPCのスキル能力に関しては需要があるので、

この事業所に通いながらしっかりとしたPCスキルを身に付けて

それに自分自身が持つ能力を上手く合わせることが出来る仕事に就きたいと思っています。

そうして働く中で、自分自身の中で地に足のついた

「仕事についてのやりがい」を誰かに語ることができるような「私」になる。

 

それが今現在の「私」の目標です。

 

まとめ

仕事のやりがいまとめ

今回の学習課題は、ある意味で自分自身の「俯瞰視」「客観視」といったことが

求められていると感じました。

天の邪鬼のような自分にはかなり難しい課題ではありましたが、

それでも何とか完成させる事が出来て安堵しています。

今、そしてこれから、利用期間を十分に生かして、

自分自身が語ることができる、

「私」にとっての仕事とは何か

「やりがい」とは何か

を見出していきたいと思っています。

 

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この記事を書いたのは

内容:ひらくのメンバーさん

編集:サムガリ

就労・自立支援ひらく

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この記事を書いた人

あなたの不安・悩みを真摯に向き合い、一緒に考るのが私達です。
「ひらく」に通うと、自分以外に自分の事を考えてくれる人が圧倒的に増えます。
社会人になると自分にアドバイスしてくれる人がいなくなりますから「ひらく」に通っている2年間は非常に貴重な時間となると思います。
就職支援はもちろんですが、これからの人生が良くなるよう向き合います。
考え方→発言→行動→習慣→性格→運命が変わるきっかけになると思います。

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