本日も就労移行支援ひらくは通常通り開所しております!
先日、ひらくのイベント、「ほっと一息ビジネスマナー」で実施した内容をご紹介します。
メモについて!!!
私たち人間はあらゆる場面でメモを取っています。
人はなぜメモを取るのでしょう。
もちろん、ただ記録を取る為に書いているだけの場合もあります。
メモを取る時に共通していることは
“相手の話を聞いている”
時ではないでしょうか。
忘れないように
“相手の話を聞いてしっかりメモを取る”
のです。
メモを取る理由
①忘れない為
人間は忘れてしまう生き物です。メモを取ることで忘れない為の一つの
思い出しツールにもなります。ここに一番集約されている、そんな気がします。
②復習する為
忘れない為に近いですが、聞いたことや学んだことを忘れない為に
復習して身体にしみ込ませるためのツールとしても使えます。
メモを取るシーン
①企業の見学時
②企業実習時
③面接時
④業務や作業を覚える時
⑤勉強をするとき
⑥情報を把握する必要があるとき
⑦不在時の伝言メモとして使う時
⑧就労移行支援ひらくの訓練時
これだけではなく、メモを取るシーンは
仕事やプライベート関わらず、数多くありますね
メモと取るメリットとは?
①メモを取るとあとで忘れても思い出せる
忘れても安心!です。
②メモを取ると、思考力や集中力の強化ができる
③メモを取ると、頭の中にある情報を整理できる
書くことで、煩雑している脳の情報がスッキリできます。
インプットした情報をアウトプットすることで身体にしみ込ませることができます。
④メモを取ると、やる気があるように思われやすい
就職活動をされている方で、
企業見学や企業実習を受けられている方で、
説明を受けている際に、何もメモを取らず聞いていたらどうでしょうか。
相手から見ると、「あらやだ、本当に聞いているのかしら」
と思われてしまいます。
相手からの評価もそうですが、自分自身にとってもマイナスです。
折角貴重な時間に貴重なお話をいただいている時に
何も記録を取らないでいては忘れてしまうことも多いかと思います。
仕事を教わっている時にメモを取らないのも問題ではありますよね。
では、どのようにメモを取ればよいの?という話なのですが
コツをご紹介します。
メモを取るコツとは
①話し手の意図をくみ取れるように真剣に話を聞く、または読む
②話の要点をまとめる
③簡潔に書き出す為の、最適な言葉を選別する
④見直せるような構成を考える
⑤手を動かして文章を書く(数をこなす)
普段やっていないと急に書くのって難しいと思います。
これも慣れが必要です。
普段の訓練の中で継続して行っていくことが何よりの近道
そして
あらゆる場面で貪欲にメモを取っていく
ことです。
メンバーの皆さんには、とりあえず、メモ帳をどこにいくにしても
携帯しておくことをお勧めしています。
メモの具体的な技法とは
①言葉は簡単に、漢字はカタカナにするなどして速度を上げる
②必要な情報だけを単語で書き出す
③図や記号で関連づける
④色分けして見やすくする(例:基本は黒、重要な箇所は赤、後で確認は青等)
私は必ずメモの一番上に、日付と時間とタイトルを付けて振り分けしてメモを取るようにしています。
まとめ
今回のほっと一息ビジネスマナー講座では、座学では終わらず、
英語のリスニングの練習のように、
説明したことをメモしていただいて、問題に答えていただく、
実戦練習までおこないました。
説明したことをそのまま再現することや
電話のやり取りを聞いて、伝言メモを残すこと、
作業手順を説明して答える
授業を聞いて純粋な問題に答える
などいくつかの形式でやらせていただきました。
メモを取るにも集中力や、根気も必要ですし、
場当たり的にメモをまとめる力も必要です。
聞き逃しないよう数をこなして慣れていきましょう。
就労移行支援ひらくでは、
意外と抜けがちなマナーや仕事への取組み方、進め方に対しての訓練も実施しています。
就職の準備と、働いてからも継続して働いていけるスキルを身に着けていきましょう‼
そんなひらくの訓練・支援内容はこちらから
それではまた!
この記事を書いたのは
支援員:サムガリ
就労・自立支援ひらく
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