生活支援⑤意識する”前”と”後”

こんにちは。生活支援員の塩直です。

1月も最終週となり暦の上では2月までカウントダウンですね。

 

今回は、意識する”前”と“後”についてお話をします。

~今日という日を意識している方と意識していない方~

1日の過ごし方は違ってくると思います。

1月中に達成したいことがあった人にとっては26日という日付は、

まさに31日までカウントダウンです。

意識していない人にとっては

いつもと同じ日。

プレッシャーを感じることもなければ、

特に気に掛けることもなく過ごせます。

人は、意識する事柄や考えがあると

言動に違いが出てきます。

当事業所には、

就職活に不安のある方や転職を繰り返してしまう就労継続に悩まれている方

「働く」ことに不安や悩みを抱えている方々が利用されております。

「働く」「働く事を続ける」為に、必要な考えや行動を

講座参加、定期面談、スタッフとの関りの中で

学ばれ、訓練の中で実際に行動にしてみたりとトライ&エラーの経験を積まれています。

トライ&エラーの経験は、

今の自分に必要なものが見えてきます。

 

就職活動開始時期を思い出してみよう

皆さん、就職活動を始めた時の事を思い出して下さい。

学校の勉強だけをしていれば良かった学生時代から

学校卒業の時期になると、

先生や親から

・就職活動はどうするの?

・好きな仕事はあるの?

・何がやってみたいの?

・そもそも働けるの?

といった質問や会話が急に増えます。

勉強や部活で過ごしてきた日々から一転して

「働く」ことについて考える時間が増え、

周囲からの対応や、声掛けなどの関りが変わったと思います。

目次

就職活動をスタートすると周囲からの言葉が変わる

学生時代:「今日は学校で何があるの?」「忘れ物はない?確認した?」「起きなさい、時間だよ~」

就職活動中:「就活はどうなってるの?」「ゲームばっかりやって大丈夫なの?」「どんな仕事が好き?」「早く仕事を探さないとね」

学生時代は、やりたい事とやりたくない事を選べる、興味のあることはやってみるという選択がありますが、

就職活動中は、「働く」ということに興味のあるなし関わらず

就職することについて、周囲は声掛けをしてくる環境になると思います。

 

就職について意識する”前”と”後”

就職、働くことについて意識が向くと

①世の中にはどんな仕事があるのか考える

②働いてお給料をもらうなら、○○○○○○円欲しい

③働くってどんな感じだろうとイメージする

④履歴書など応募書類作成をしてみる

⑤自分の強み弱みを知る

など、「自分の働き方」について

色々、考える時間が増えます。

意識の仕方を工夫する

意識することは、プレッシャーになる方もいれば、

モチベーションにつながる方がいるなど

人によって様々です。

「働く」ことを意識する際、

自分の出来る出来ないを考えることで

知りたくなかった嫌な自分を知ることが

あるかもしれません。

反対に、知らなかった自分のスキルや長所に気付けるかもしれません。

「働く」を意識した際、

出来る出来ない、好き嫌い等、自分の働き方を決めつけず、

出来る出来ない、好き嫌いを

働く場において工夫できるかが

就労継続の近道になります。

ひらくでは、認知行動療法でのワークや

自己理解を深める時間が多くあります。

「働く」「就労継続」に悩まれている方は

ご相談ください。

 

この記事を書いたのは

生活支援員:塩直

就労・自立支援ひらく

〒980-0801

宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18

ノースコアビル6F

☎022-725-7224

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この記事を書いた人

あなたの不安・悩みを真摯に向き合い、一緒に考るのが私達です。
「ひらく」に通うと、自分以外に自分の事を考えてくれる人が圧倒的に増えます。
社会人になると自分にアドバイスしてくれる人がいなくなりますから「ひらく」に通っている2年間は非常に貴重な時間となると思います。
就職支援はもちろんですが、これからの人生が良くなるよう向き合います。
考え方→発言→行動→習慣→性格→運命が変わるきっかけになると思います。

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