精神・発達障害者のIT系就労支援をしている”就労・自立支援ひらく”でホームペー制作(WEBサイト)のカリキュラムを用意し、経験豊富な支援員による訓練を行っています。
ホームページ制作方法は複数あります。
テンプレートのホームページの文字や画像だけ変える方法→CMS(コンテンツマネージメントシステム)
jimdoやwix、One Page、そしてWordPressも含まれます。
簡単にホームページ(WEBサイト)を作れる利点はありますが、プロとして仕事をする為には、必ず”HTML””CSS”のコードを書ける事が求められます。
”HTML””CSS”のコードを書く仕事を”WEBコーダー”と呼びます。
なぜ?”HTML””CSS”のコードを覚えなければいけなのか?
CMSを使用するとテンプレートの範囲内でしかシステムを変える事ができず、お客様の要望を叶える事ができません。
それでは、”プロ”としてお金を頂くことが難しくなります。
しかし”HTML””CSS”のコードを書けるようになると表現がとても自由になります。
その為に”HTML””CSS”のコードを学ぶのです。
仙台市ではWEBコーダーの仕事はあるの?
障害者雇用の”WEBコーダー”という求人ハローワークには0に近いのが現状です。
しかし、ひらくでは「障害配慮のあるIT企業」と連携しているので、専門技術が認められれば
就職できる可能性があります。
障害配慮あるIT企業の関連ページはこちらから
https://sendaihiraku.co.jp/?p=3561
それではWEBコーダーを学んでも意味がないのでは?
WEB業界、IT業界は他の業界に比べてとても新しい業界です。
その為、技術も日進月歩しています。
例えばCPUで有名なインテルのゴートンムーアさんが唱えた”ムーアの法則”があります。
集積回路は18か月で倍の性能になる、という内容です。
スピードが速い業界なので”即戦力”を求めている為、「障がい者雇用」があまり進んでいない理由があります。
しかしIT業界は人材不足で”即戦力”が不足している為、現在では子育て中の主婦や、短時間労働の障がい者などの力を求める傾向にあります。
そしてIT業界は障がい者だから・・・〇〇という考え方はなく、
まず
- コーディングやプログラミングできるか?できないか?
- 障害は人より少し変わった個性
と捉える業界の雰囲気があります。
その昔のIT業界はみんな変わり者ばかりだっと聞きます。
こぼれ話として
マイクロソフトのビルゲイツさんは会議中何時間でも椅子をガタガタ、グラグラしていたそうです。
*落ち着きがない様子
そして一番は”技術”を身に着けると、フリーランスで在宅ワークが可能となるところが、IT系就労移行支援の一番の魅力です。
就労・自立支援ひらくのIT系就職活動支援
現在就職者を送り出した縁から(株)メンバーズさん(上場企業 従業員1000人障害者雇用50名)とIT系の障がい者雇用について、デジタル系専門学校や大学と連携を取りながら、精神・発達障碍者が継続的にIT系の仕事をしていく為のシステム作りをしています。
例としては
- 精神障害に精通している専門員が常駐し障がい者専用のフロアを作り、体調面の配慮や通院の配慮を行う
- ジョブコーチによる職場定着支援・・・自分では会社に言い出せない悩みをワンクッションをおきつたえる
今回はWEBコーダーの派遣求人をだしていた”ヒューマンリソシア株式会社”の担当者、和久井さんとお会いしてお話を聞かせて頂きました。
- 派遣は即戦力を求められる為、障害者の働き方としては不向きな事
そしてWEB系の会社さんに”就労・自立支援ひらく”の紹介をしていただける事になりました。
障害者雇用のWEB系やIT系の求人として、公開されていなくても、一般枠で求人として出ている会社さんに一社づつアポイントメントと取り、ノーマラーゼーション=共生社会を作ることは”就労・自立支援ひらく”の使命だと思い活動しています。
この記事を書いたのは
事業所長 塩崎
就労・自立支援ひらく
〒980-0801
宮城県仙台市青葉区木町通2-1-18
ノースコアビル6F
☎022-725-7224